浜辺美波、『らんまん』寿恵子としての成長の日々を明かす 「少女のままではいられない」

浜辺美波、寿恵子として成長の日々を明かす

浜辺美波が考える寿恵子が万太郎に心を掴まれたシーン

――オンエアを観られていて、浜辺さんのお気に入りのシーンはありますか?

浜辺:万太郎さんと寿恵子が演奏会を抜け出すシーンです。ステンドグラスから漏れる光が綺麗なのと、普段ニコニコしている万太郎さんの真っ直ぐな表情が印象的で、寿恵子はあそこでガッチリと心が掴まれたんじゃないかと思っています。

――神木さんとは何か打ち合わせなどはされていたんですか?

浜辺:寸前までほかの話をして笑っていた気がします(笑)。雰囲気作りをするという感じはあまりなくて。カメラが回り始めるとドラマの世界になっちゃうので、神木さんにはぐるんぐるん振り回されて楽しいです。

――モデルとなっている牧野寿衛さんにはどのような印象を抱かれていますか?

浜辺:実際の寿衛さんは、笑顔がいっぱいの牧野富太郎さんと比べて、カメラ目線の写真が少なかったり、厳しく一点を見つめていたりで、天真爛漫とは違った真っ直ぐに生きる、意志のしっかりした女性だったと思うんです。それがカッコよくて、役の寿恵子としても芯の部分では共通する女性を演じていきたいですし、寿衛さんなりに富太郎さんを支えていったというその力強さを汲み取っていけたらいいなと思います。

――最後に浜辺さんが思う、今後の見どころを教えてください。

浜辺:第12週から高知へ万太郎さんと里帰りしていますが、万太郎さんが波瀾万丈な人なので、全てうまくいくとはならず、また一波乱あって、それを2人で乗り越えていく姿が見どころなのではないかと思います。寿恵子としては、万太郎さんと一緒に困難を乗り越えていくことによって、また女性として、一人の人間として変化し続けていく。17歳の頃とは違った物事の捉え方をしていくんだろうなと思っています。神木さんとの擦り合わせもあると思いますが、そこは楽しみです。同じようにしていくのは違いますし、女性ならではの、お母さんになるとか声が低くなるとか、そういうふうに寿恵子としても成長していけたらいいなと思っています。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『らんまん』【全130回(全26週)】
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:神木隆之介、浜辺美波、志尊淳、佐久間由衣、広末涼子、松坂慶子ほか
作:長田育恵
語り:宮﨑あおい
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん
制作統括:松川博敬
プロデューサー:板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
演出:渡邊良雄、津田温子、深川貴志ほか
写真提供=NHK

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