『それパク』『かぞかぞ』で主人公の友人役を好演 福地桃子に聞く役作りの秘訣

福地桃子に聞く役作りの秘訣

 2023年はNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』を皮切りに、現在は『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系/以下『それパク』)と『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK BSプレミアム/以下『かぞかぞ』)に出演している福地桃子。この2作品では、どちらも主人公の友人という役柄で存在感を放っている。昨年は『鎌倉殿の13人』(NHK総合)でも大きなインパクトを残した福地に、役を演じる上で意識していることや近年の出演作について話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

『それってパクリじゃないですか?』などで主人公の友人役を好演 福地桃子が役作りの秘訣を語る

「役を通して温もりを添えることができたら」

ーー現在は『それパク』と『かぞかぞ』、2作品のドラマに出演されていますね。

福地桃子(以下、福地):ありがたいです。同じドラマとはいえ、撮り方だったり、作品のテイストや雰囲気も違うので、切り替えられている部分はあるかもしれません。あまり似た役ではないので私自身混乱することはないんですけど、それぞれ持っている色が違うからこそ、“ドラマ”と一括りにはできないなと感じています。

ーー役柄が違うからこそ演じ分けができていると。

福地:そのキャラクターが持っている動きだったり、発想、会話のテンポも全く違うので、柔軟に動けていたらいいなという思いはあります。いろんな現場を体験できることが、すごく自分の力になっているなと、この数カ月で感じています。愛に溢れているあったかい作品に、自分も役を通して温もりを添えることができたら嬉しいです。

『それってパクリじゃないですか?』©︎日本テレビ

ーー『それパク』では、芳根京子さん演じる主人公・亜季の良き相談相手であるカフェ店員の根岸ゆみを演じられています。

福地:『それパク』は「知的財産」というなかなか馴染みないのない題材を扱っていますが、意外と自分たちの生活の中に溢れているんです。知れば知るほど面白くて、興味深いので、“知る”きっかけになる作品だと思います。私が演じるゆみにはないんですが、少し難しい言葉も出てくるので、専門的な用語を使う方のお芝居を見ていると、大変そうだなと思います。でも、作品自体は明るく描かれていて、登場人物たちの愛らしいキャラクターを見ているだけでも楽しめます。気づいたら、知的財産のことについて学べているみたいな、観ていて前向きな気持ちになれるドラマだと思います。

ーー片や『かぞかぞ』では、河合優実さん演じる岸本七実の友人・天ヶ瀬環を演じられています。

福地:それぞれ抱えているものがある中で、なんでこの2人が仲良くなったのか。一緒にいる中で、きっと自分には持っていない魅力をお互いに感じて、人としてすごく距離が縮まっていくんです。主人公が、キラキラしていて明るくて……というようないわゆる“王道”ではないところも面白くて。メインの家族の話とは違うところで起きている、なんでもない時間みたいなものが、意外と大事だと思うので、そのやり取りを楽しんでもらえたらなと思っています。

『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』

ーー『それパク』も『かぞかぞ』もそうですが、福地さんは主人公の友人や親友役を演じる際、何か意識していることはありますか?

福地:台本に書いてある仕草や動きがヒントになることも多いので、そのキャラクターが持っているこだわりや、私自身がリスペクトできる部分を役作りでは意識している気がします。

ーーNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』のつる駒も、まるで実在するかのような親近感がありました。

福地:ありがとうございます、嬉しいです。『舞妓さんちのまかないさん』は原作漫画が既にたくさんの方に愛されていたので、原作にあるキャラクターを演じるという点で、実写と原作の自由感というか、その両方を楽しんでもらいたいなという思いがあったんです。つる駒が作る、周りを盛り上げる空気感が好きだと言ってくれる方がいて、素直に良かったなという気持ちでした。人を楽しませる役というのはこれまであまり多くなかったので、私自身とても新鮮でした。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる