SF9 ロウンが理想の“年下男子”に 『先輩、その口紅塗らないで』身長差カップルに胸キュン

『先輩、その口紅』“年下男子”ロウンを堪能

 ヒョンスンはソンアに、ジェシンと別れるために自分と付き合っていることにしようと提案し、ソンアも承諾する。ヒョンスンが、上司であるジェシンからソンアを守る姿がカッコいい。さらにソンアをひたすら一途に想い、追いかけまくるのだが、その姿が大型犬のようで、とにかくかわいくて甘い。酔って先輩に甘えていたかと思えば、車が跳ね上げる泥水から先輩をコートですっぽりとくるんで守る。さらに、「俺のところに来たら、ステキな恋をさせてあげます」と、王子様のようなロマンチックな言葉を吐いたかと思えば、「俺を口説いてみろよ」と挑発的にオトコ化する。最初は、そんな彼を後輩としてしか見ていなかったソンアが、グイグイ迫って来るヒョンスンのことが頭から離れなくなり、好きになるのも当然の猛プッシュが続く。

 物語は、ヒョンスンの一途なアプローチを中心に、ソンアに依存する毒親である母親との関係や、周囲の恋愛模様も描かれる。ヒョンスンの長姉であるジスンの恋や、次姉であるヨンスン(ハ・ユンギョン)の夫婦生活で生じる問題もあり、ヒョンスン姉弟の愛情関係の行方が気になり、先を観てしまう。

 本作の見どころは、なんといってもロウンだ。こんな年下男子がいたら……のオンパレードを楽しみ、少女漫画の世界を実写化したようなシチュエーションをたっぷりと堪能できる。片思いをする年下男子役のロウンが、意中の先輩を射止めるために「先輩、先輩」と、時にご主人様が大好きな大型犬のように、時にオトコを見せ、時にデレデレイチャイチャする姿がたっぷりと堪能できる。ずば抜けてカッコいいそのビジュアルは、二次元から飛び出してきたようで、ロウンの姿に見惚れてしまう。さらにビジュアルだけでなく、先輩を一途に慕う姿は、まさに「こんな年下男子がいたらいいな」と思わせる。パク・ウンビンと共演した2021年の人気時代劇『恋慕』、2022年の『明日』と連続主演が続く中、弁護士役を演じる新作ドラマ『この恋愛は不可抗力(原題)』も控えている。『この恋愛は不可抗力(原題)』は8月に放送予定で、これまでにない役どころを演じるという。ロウンの今後の活躍がますます楽しみなところだ。

■配信情報
『先輩、その口紅塗らないで』
Netflixにて配信中
出演:ウォン・ジナ、ロウン
(写真はJTBC公式サイトより)

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