『だが、情熱はある』森本慎太郎と富田望生の漫才シーンが圧巻 髙橋海人の絶妙な笑い方も

『だが、情熱はある』森本慎太郎の漫才が圧巻

 そんな第7話でとくにすごかったのが、森本慎太郎と富田望生による漫才。山ちゃんとしずちゃんの台詞の間合いや、しゃべり方のくせがすべて再現されていたのだからすごい。山里亮太によると、スカーフを直すタイミングまで完璧に一緒だったらしい。

 きっと、何度も何度も2人の漫才を見て、勉強を重ねてきたのだろう。森本と富田の役者魂を感じたシーンだった。

 また、いつもはひまわりのように明るく温かい笑顔を浮かべている髙橋海人が、絶妙にイラっとくる笑い方をしているのにも注目してほしい。本当に「みんな死んじゃえ」みたいな目をして、フッと鼻で笑うのだ。まるで、人を小バカにしているように。自信がないからこそ、他人を見下すことで自分を保ってしまう。そんな日々は嫌だと思っているのに……という葛藤が、彼の表情から伝わってくる。

 若林の目に、光が宿る日が来るのか。そして、山里はこのままスター街道を突き進むことができるのか(はやくも怪しい雲行きに……)。終盤戦も、楽しんでいきたい。

■放送情報
日曜ドラマ『だが、情熱はある』
日本テレビ系にて、毎週日曜22:30〜放送
出演:髙橋海人(King & Prince)、森本慎太郎(SixTONES)、戸塚純貴、富田望生、三宅弘城、池津祥子、ヒコロヒー、渋谷凪咲(NMB48)、中田青渚、箭内夢菜、森本晋太郎(トンツカタン)、加賀翔(かが屋)、賀屋壮也(かが屋)、藤井隆、坂井真紀、白石加代子、光石研、薬師丸ひろ子
脚本:今井太郎
演出:狩山俊輔、伊藤彰記
プロデューサー:河野英裕、長田宙、阿利極
チーフプロデューサー:石尾純
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/daga-jyounetsu/
公式Twitter:@daga_jyounetsu

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