上白石萌歌が語る、初めての刑事役で得た経験 「ビビッドな感情表現を大切に」

上白石萌歌、初めての刑事役で得た経験を語る

直央との共通点は「妄想癖が激しいところ」

ーービビッドな感情が表れる仕草といえば、直央の「え?」の表情を思い浮かべる方も多いかと思います。あの印象的なリアクションは、上白石さんのイメージの中で作られたものなのでしょうか?

上白石:実は、あの「え?」は現場で生まれた表現なんです。私はもうちょっとナチュラルな「え?」を想像していたんですけど、実際の撮影の中で監督からもうちょっと強めの「え?」がほしいと指示がありまして。結果的にあの形に落ち着きました。

ーー上白石さんご自身と直央の似ている点はありますか?

上白石:難しいですね。基本的に真逆だと思っています。私は思ったことをズバズバ言えないタイプだし、感情の幅もあまりないほうなので。強いて似ているところをあげるなら、妄想癖が激しいところかな(笑)。

ーー思い込んだら一直線なところは直央の魅力でもありますね。上白石さんは、妄想はどんな時にするのですか?

上白石:役に入る前に、キャラクターになりきって細かい妄想をたくさんするんです。犬派なのか猫派なのかとか。それこそ、私が正解を見つけられるようなものではない部分まで考えちゃいます。より自分がそのキャラクターを愛せるように、ディティールを掘っていく作業の一つです。

ーーちなみに直央は犬派? 猫派?

上白石:絶対犬派ですね。逃げ足が速そうなところとか、地面を走って事件を追っていく感じが犬っぽいなと(笑)。

ーー上白石さんは1月にデビュー12周年を迎えましたが、今回の撮影から学んだことの中でこれからのキャリアに活かしていきたいことはありますか?

上白石:学んだことがあり過ぎて、挙げればキリがないのですが……(笑)。監督や他のキャストの皆さんとの信頼関係から生まれる現場の楽しさが、そのままテレビの向こうの方に届くことをこの現場で改めて感じました。だからこそ、まずは自分たちが楽しみながら作品を作ることを大事にしたいな、と思っています。

ーー最後に、最終話に向けた見どころを教えてください。

上白石:蓮見さんが追ってきた事件の真相に近づく中で、直央も揺らぎながら自分が何者で何をすべきかを見つめ直す瞬間があります。彼女が“ぶっ飛んでいるだけ”のキャラクターではないというところをぜひ観てほしいです(笑)。

■放送情報
『警視庁アウトサイダー』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:西島秀俊、濱田岳、上白石萌歌、斎藤工、片岡愛之助ほか
原作:加藤実秋
脚本:髙橋泉
音楽:末廣健一郎
演出:木村ひさしほか
ゼネラルプロデューサー:服部宣之
プロデューサー:藤崎絵三、長谷川晴彦、山形亮介
制作協力:KADOKAWA
制作:テレビ朝日
©︎テレビ朝日

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<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
3月15日(水)

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