『警視庁アウトサイダー』に藤田まことさんの孫・花リナ出演 「西島さん、祖父に感謝」

藤田まことさんの孫・花リナ、西島秀俊と共演

 西島秀俊主演のテレビ朝日系木曜ドラマ『警視庁アウトサイダー』の第6話に、藤田まことさんの孫で歌手の花リナがゲスト出演することが決定した。

 『メゾン・ド・ポリス』『インディゴの夜』などで知られるミステリー作家・加藤実秋の同名小説を映像化する本作は、脛に傷を持つ“グレー”な刑事たちが、秘密を隠しながら、互いに利用しあい、それぞれの正義を見出していく刑事ドラマ。西島が主演を務めるほか、共演に濱田岳、上白石萌歌らが名を連ねた。

 2月9日放送の第6話では、花リナがシンガー役でドラマに初挑戦する。

 花リナは1998年4月生まれ。9歳までハワイで育ったバイリンガルで、祖父である藤田さんの影響もあってアーティストを志し、2022年、歌手活動を本格化。現在、オフィシャルYouTubeチャンネルで小松未歩のカバー楽曲を配信するなど精力的に活動している。

 本作では、主演・西島の俳優デビュー作が『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日系)であること、以来、西島が藤田さんを敬愛してきたというエピソードから、西島演じる架川は、安浦刑事の大ファンという設定が誕生。第1話で藤田さんのサイン色紙が登場したり、待ち受け画面や着信音が『はぐれ刑事純情派』のものだったりと随所に安浦刑事へのリスペクトが散りばめられてきた。

 花リナが演じるのは、架川が長野・春蘭市のクラブで出会うシンガー。第6話で、架川は10年前のホステス殺人事件の手がかりを求めて単身、春蘭市へ。当時、被害者・歌川チカ(水崎綾女)が勤めていた店「コフレ」を訪れたところ、女性シンガーが客の前で歌っていた。

 花リナは「うれしい気持ちの自分と信じられないという気持ちの自分がいました。出演の機会を与えてくれた西島さん、祖父に感謝です」と、今回のオファーを受けた際の驚きを告白。『はぐれ刑事純情派』がさまざまな形で登場する本作について、「祖父のファンの方々、そして祖父も喜んでくれたらうれしいなと思いました。今でも祖父のことを常にリスペクトしてくださるお気持ちに感謝しています」と語った。

 初めてのドラマ撮影は「たくさんのスタッフの方々が関わっていることに驚き、最初はかなり緊張しちゃいました(笑)」とコメント。そのプレッシャーをほぐしてくれた西島について、「ご挨拶させていただいたときに、とても優しく温かいオーラを感じました。西島さんが現場に入られると緊張感と同時に、勝手ながらですが何だかホッとしました(笑)」と感謝を語った。

花リナ コメント

出演が決まったときの心境

お声がけをいただいたとき、うれしい気持ちの自分と信じられないという気持ちの自分がいました。
出演の機会を与えてくれた西島さん、祖父に感謝です。

歌手役を演じた

役をいただくことも初めてでしたし、今回の歌手役の衣装がボヘミアン風で普段あまり着たことのない服装だったりと初めてのことばかりで緊張しましたが、楽しく演じることができました。

撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

とても温かく、フレンドリーな現場で、楽しく撮影させていただきました! また、撮影現場ではたくさんのスタッフの方々が関わっていることに驚き、最初はかなり緊張しちゃいました(笑)。

西島秀俊の印象

ご挨拶させていただいたときに、とても優しく温かいオーラを感じました。西島さんが現場に入られると緊張感と同時に、勝手ながらですが何だかホッとしました(笑)。撮影でご一緒できたこと、とても光栄に思います。

『はぐれ刑事純情派』がさまざまな形で登場する本作について

お話を聞いたときは素直にうれしかったです。祖父のファンの方々、そして祖父も喜んでくれたらうれしいなと思いました。今でも祖父のことを常にリスペクトしてくださるお気持ちに感謝しています。

■放送情報
『警視庁アウトサイダー』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:西島秀俊、濱田岳、上白石萌歌、斎藤工、片岡愛之助ほか
原作:加藤実秋
脚本:髙橋泉
音楽:末廣健一郎
演出:木村ひさしほか
ゼネラルプロデューサー:服部宣之
プロデューサー:藤崎絵三、長谷川晴彦、山形亮介
制作協力:KADOKAWA
制作:テレビ朝日
©︎テレビ朝日

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