ユ・インナ×イ・ドンウク、ソル・イナ×キム・ミンギュ、サブカップルに惹かれる韓ドラ9選

サブカップルに心惹かれる韓国ドラマ

『天気がよければ会いにゆきます』

 幸せになることを恐れ心を閉ざした書房の店主と、心に傷を抱えた女性の物語。本作で心を癒してくれるサブカップルが、成績優秀な公務員ジャンウ(イ・ジェウク)と、彼の初恋ウンシル(ヤン・へジ)だ。ジャンウは、学生時代に大きな花束を抱えてウンシルに告白し振られた過去を持つ。そんな2人が時を経て再会し、少しぎこちない会話から次第に息の合った掛け合いとなっていくのが見どころの一つ。会話をしながら、お互いの着地点を探すのが微笑ましい。また、何気ない日常をコツコツ生きるのが何よりの幸せだと感じるジャンウが、ベンチで自身の幸せを伝える1シーンは、心に春が訪れたような温かさで満たされると思う。

『それでも僕らは走り続ける』

 鈍感力を身にまとった陸上選手と、孤独を背負う翻訳家のヒーリングラブストーリー。いつも誰かを優先し自分の意思を貫くことがない陸上選手が、誰にも頼らず生きてきた翻訳家と出会い、互いを愛し労わることで変化していく過程を丁寧に映し出していく。本作で視聴者の心を揺さぶるサブカップルが、代表ダナ(スヨン)と美大生ヨンファ(カン・テオ)だ。ヨンファが描いた1枚の絵をきっかけに出会った2人は、徐々に惹かれ合っていく。最初はヨンファの片想いにも見えるが、一途に真っ直ぐに全力で彼女を想い続ける姿は、観る人の心臓を鷲掴みにしてしまうはず。少しずつ距離を近づけていく2人を、是非見届けてほしい。

『九尾の狐とキケンな同居』

 999歳の九尾の狐と99年生まれの大学生が、とある理由から一つ屋根の下で暮らし始めることとなるファンタジーラブコメ。本作でついニヤけてしまうようなサブカップルといえば、元九尾のヘソン(カン・ハンナ)と学生ジェジン(キム・ドワン)。やっとの思いで人間になったヘソンは、残りの人生を楽しむために通い始めた大学で彼と出会う。現代の言葉に慣れないツンデレなヘソンと、とにかく優しくて真っ直ぐなジェジンの恋愛は、どのシーンも癒しで溢れている。観る人を笑顔にしてくれるような2人の姿を、最後までお楽しみいただきたい。

『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』

 胸に剣の刺さった不滅の運命を背負う男性と、彼をその運命から解放する力を持つ女性のファンタジーロマンス。本作の有名なサブカップルといえば、チキン店の社長サニー(ユ・インナ)と死神(イ・ドンウク )。橋の上で初めて出会ったはずの2人だが、死神はなぜかサニーの顔を見て涙してしまう。奥手で不器用な死神と、面倒見が良く太陽のようなサニーが惹かれ合っていく過程は、あまりにかわいくてキュンキュンする。そして互いの過去を知り、出会った橋の上で出した決断は今でも忘れられずずっと心に残る。本作でサブカップルを演じた2人が、再共演した『真心が届く』もセットでの視聴を是非オススメしたい。

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