ユ・インナ×イ・ドンウク、ソル・イナ×キム・ミンギュ、サブカップルに惹かれる韓ドラ9選

サブカップルに心惹かれる韓国ドラマ

 脚本、種類豊富なOST、親近感のあるキャラクター、魅力的な俳優陣など、韓国ドラマに心惹かれる理由を挙げだすときりがないように思う。その中でも本記事では、年始に観たくなるような韓国ドラマを彩るサブカップルを紹介したい。

『社内お見合い』

 親友の代打でお見合いをすることとなった主人公と社長の、偽装恋愛から始まるラブコメディ。展開は爆速で、観返したくなるような名シーンが詰め込まれている。本作のサブカップルとなるのが、財閥令嬢ヨンソ(ソル・イナ)と社長秘書ソンフン(キム・ミンギュ)。「愛のない結婚はしない!」と心に決めているヨンソは、ある日道端でソンフンと出会い恋に落ちる。その後、政略結婚させようとする父から逃れるために家を飛び出した彼女は、まさかのソンフンと同じマンションに住んでいることに気付き......。劇中では、“突然の飛びつきお姫様抱っこ”や“ライン超えキス”、“眼鏡外しキス”など、心臓が高鳴り過ぎて平常心では観られないシーンが多々。強い芯を持ったヨンソを心から応援したくなり、徐々に素の顔が見え始めるソンフンに口元が緩みっぱなしになってしまう。

『還魂』

 人の魂を入れ替える還魂術によって、ねじれた運命を背負うこととなった術士たちのファンタジー史劇。現在、シーズン2の『還魂:光と影』が配信中で、どのような結末を迎えるのか毎週配信が楽しみでならない。誰をサブカップルと捉えるか難しい作品ではあるが、ここでは数々の癒しと笑いを届けてくれたドジュ(オ・ナラ)とジン(ユ・ジュンサン)を取り上げたい。幼き頃に母を亡くしたウク(イ・ジェウク)を自身の息子のように育てるドジュと、松林の総師ジン。互いに両想いのはずなのだが、乙女心が掴めないジンにドジュが拗ねてしまうやりとりがかわいくてたまらない。夫婦漫才のような掛け合いが心地よく、少しずつ心を通わせていく姿はつい応援したくなる。『還魂:光と影』では、一層距離が縮まる二人から目が離せない。

『二十五、二十一』

 1990年代を背景に、お金では買うことのできない“ある夏”を手に入れた男女の青春時代を描く。一瞬だからこそ一層美しく思える青春時代の友情や家族愛、恋愛があまりにまぶしくて、ロスから抜け出せない方もいたはず。本作で一途に想い合うサブカップルが、フェンシング国家代表のユリム(ボナ)とクラスの人気者ジウン(チェ・ヒョヌク)だ。ジウンの真っ直ぐなアプローチが愛らしく、手袋を忘れたふりをしてそっと手を繋ぐエピソードは心が温かくなる。また、空港で「自分勝手に言うから聞け」と想いを伝えるジウンの1シーンは、涙が溢れて画面が見えなくなってしまうほど。2人の幸せがこの先ずっと続くようにと願いたくなるようなお似合いのカップルを堪能いただきたい。

『わかっていても』

 美大を舞台に、“友達以上恋人未満”の関係を始める男女を描いた物語。全10話を通して、20代のリアルな恋愛を叙情的に映し出していく。くっついたかと思うと、離れてしまう。そんな本作のサブカップルといえば、一途なギュヒョン(キム・ミングィ)と裏表のないビンナ(ヤン・へジ)。ビンナに振り回されながらも、彼女が酔った時は店まで駆けつけおんぶして連れ帰る優しいギュヒョンの姿につい胸がときめく。また、いつも自然体で相手を気遣うビンナのキャラクターも魅力的で、2人の恋を応援したくなる。喧嘩することもあるけれど、その度に向かい合って仲直りする過程が微笑ましくなる。

『恋愛ワードを入力してください 〜Search WWW〜』

 会社を解雇され崖っぷちに立たされた女性が、ライバル会社へ乗り込み這い上がる姿を描いた物語。3人のパワフルな女性に焦点を当て、仕事や恋愛・友情を織り交ぜて展開していく。本作で特にキュンキュンする年の差カップルが、スカーレットことヒョン(イ・ダヒ)と無名俳優ジファン(イ・ジェウク)だ。ドラマ撮影中に偶然出会った2人は、次第に恋に落ちていく。劇中では、ある時はバロの本部長で、ある時はジファンの敏腕マネージャーへと変化するヒョンがかわいい。そっと見守りたくなるような2人だが、“鳴りっぱなしの携帯放置キスシーン”は特に必見。互いに相手を想う2人が印象的で、何度も観たくなる。

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