大河からDQNのチャラ男役まで 中川大志、俳優業は「想像がつかないからこそ面白い」

中川大志が語る、“大好き”な俳優業の醍醐味

ものすごく大きな1年になった2022年

ーーそんな中で中川さんは主演の吉沢亮さんとの共演シーンが多かったですが、吉沢さんとは過去に何度も共演されていますよね。

中川:がっつり一緒にやるのは結構久々でしたが、共演自体は今回で4回目くらいでした。やっぱり楽しいですし、一緒にやることに対してなんの心配もないというか。僕が10代のときは学園ものとかで一緒にふざけてたりしていましたが、歳を重ねて自分たちの置かれている状況も変わってきているなかで、こういうかたちでまた一緒に本気でふざけられたのはすごく嬉しかったです。それと、吉沢亮がまだこういうことをやってくれるんだということにも嬉しさを感じました。いちファンというか、僕自身もすごく好きな役者さんなので、友達としても、同じ俳優部としても、幸せでした。

ーー2022年は『鎌倉殿の13人』や『オールドルーキー』など話題作への出演に加え、『歌妖曲 ~中川大志之丞変化~』では初舞台&初座長に挑戦されるなど大活躍でした。ご自身でこの1年を振り返っていかがですか?

中川:自分がやっていることは基本的に毎年あまり変わらないんですけど、大河や舞台などもあって、いろんな方にものすごく反響をいただけたり、今まで繋がっていなかった方が初めて僕の芝居を見てくださったり、そういう機会がすごく多い年だったなと思います。やっぱり、どれだけ頑張っていても、作品を観ていただかないと完成しない仕事なので。そういう意味では、自分にとってもものすごく大きな1年になったんじゃないかなと思います。

ーーそんななかで迎える2023年はどういう年にしたいですか?

中川:自分の中で、“こういう役者になりたい”とか“俳優としての理想像”みたいなものが全然なくて。5年後とか10年後なんて考えようにも考えつかないですし、1年後もどうなっているかわからないんですよね。もっと言ったら、半年後、2カ月後、1カ月後すらどうなっているかわからない。だから、昔から自分はあまりそこに期待しないようにしているんです。目の前のことをやるだけで精一杯というのもありますが、どうなっているか全く想像がつかないからこそ、面白いということでもあるので、そこを楽しみにしたいなと思っています。ただやっぱりこの俳優という仕事は大好きなので、一番はこの仕事を続けられることですかね。続けることって全然簡単なことではないと思うので、最低限であり最大限でもある、“続ける”ために引き続き頑張っていきたいなと思っています。

■公開情報
映画『ブラックナイトパレード』
全国公開中
出演:吉沢亮、橋本環奈、中川大志、渡邊圭祐
原作:『ブラックナイトパレード』中村光(「ウルトラジャンプ」「デジタルマーガレット」連載)
脚本・監督:福田雄一
脚本:鎌田哲生
主題歌 :「白雪」Eve(TOY’S FACTORY)
配給:東宝
©︎2022「ブラックナイトパレード」製作委員会 ©︎中村光/集英社
公式サイト:https://bnp-movie.jp
公式Twitter:@bnp_movie

▼中川大志 チェキプレゼント▼

中川大志のサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下のとおり。

【応募方法】
リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTしていただいた方の中からプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンド映画部の公式Twitterアカウント、もしくは公式InstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。

<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
2023年1月7日(土)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる