辰巳雄大は主演ドラマ&舞台でも活躍 ふぉ~ゆ~、キャリアに裏打ちされた大人の魅力
ふぉ~ゆ~の辰巳雄大が主演を務めるドラマ『信長未満 ~転生光秀が倒せない~』が、テレビ神奈川で放送中だ。辰巳は本作でドラマ初主演を務めている。
原作は橋元大河の同名コミック。辰巳演じる織田信長、豊臣秀吉(高崎翔太)、徳川家康(田淵累生)、前田利家(瀬戸啓太)、柴田勝家(上野勇希)、堀久太郎(高橋怜也)が現代の日本に転生。20代の6人兄弟として屋根の下で暮らす。信長を筆頭に6人兄弟は現在ニート。幼なじみの蘭丸(世古口凌)と共に、かつての戦国武将らしさはさておき、ゆるっと奮闘している。
辰巳は、6兄弟の長男で“ニート界のカリスマ”を自称する信長を演じる。サボれるところはすべてサボるという性格で、近所からは「うつけもの」と呼ばれている。第2話では、信長家の残金がわずか386円に。100円を手に「みんなをこれでお腹いっぱいにしてみせますよ」と意気込む家康に、秀吉が「家康、おまえはしてみせようじゃなくて、するまで待とうだろ」とやんわりとツッコミ。すると、家康は「もう十分待ちました」と、こんな具合に歴史も踏まえつつ、6兄弟たちがわちゃわちゃドタバタする。ついでに調味料で味に変化をつけたもやし料理を数品、駄菓子を使った節約レシピも知れるというグルメドラマの雰囲気もまとっている。
主演の辰巳は信長らしく、扇子を手に堂々とした出で立ちを見せ、数々の舞台で培ってきた軽やかな身のこなしと発声を活かしている。辰巳はこれまで舞台『PLAYZONE』や『Endless SHOCK』シリーズをはじめ、ジャニーズ内・外の舞台に多数出演してきた。近年は、ふぉ~ゆ~全員で主演を務める作品も多く、2022年は梅棒とのコラボレーションで上演したノンバーバル劇『Only 1, NOT No.1』を上演。音楽とダンスパフォーマンスで作り上げられた舞台は、観劇後も様々な場面が色濃く思い出され、彼らが芝居を通して表現した感情が浮かび、耳にしていないはずのセリフが聴こえてくるような見ごたえ満点な舞台だった。
また、4人で出演する『ENTA!4U. Zeppin de SHOW』では、歌にダンス、そしてコントと、彼らのエンターテインメントをとことん詰め込んだ作品でファンを楽しませている。