ミリー・ボビー・ブラウンが超能力を封印!? 『エノーラ・ホームズの事件簿』で見せる成長

ミリー・ボビー・ブラウンが超能力を封印!?

 世界中に名の知れた名探偵、シャーロック・ホームズ。そんな彼に妹がいたら、という世界線が描かれた作品の続編『エノーラ・ホームズの事件簿2』がNetflixにて配信を開始した。

 『シャーロック・ホームズ』シリーズはイギリスのアーサー・コナン・ドイルの著書であり、何度も映画化やドラマ化をされている人気作。本作はシャーロックなどのキャラクターを借りて、アメリカの小説家であるナンシー・スプリンガーが書いた『エノーラ・ホームズの事件簿』シリーズを原作にしており、シャーロックの妹であるエノーラが主人公。映画では、視聴者にエノーラが直接語りかける方式で進められていく。

 1作目は、エノーラの母親の行方が分からなくなるところから始まる。母親の家出で大したことはないと判断したエノーラの兄・シャーロック(ヘンリー・カヴィル)とマイクロフト(サム・クラフリン)の2人は、彼女を寄宿学校に入れようとする。しかし、女性らしさを強制される学校を嫌ったエノーラは、探偵であるシャーロックのように、母親の行方を辿ろうと部屋に残された痕跡を分析していく。母を追いかける途中で出会った貴族の少年テュークスベリー侯爵(ルイス・パートリッジ)と、彼の家族の問題も解決しつつロンドンを目指していく。

 母親のユードリアを演じているのは、『ハリー・ポッター』の悪役ベラトリクス・レストレンジや、『チャーリーとチョコレート工場』のチャーリーの母であるバケット夫人役で有名なイギリスの大女優・ヘレナ・ボナム=カーター。兄のシャーロックを演じるのは、『マン・オブ・スティール』などDCコミック実写版のクラーク・ケント兼スーパーマン役で人気を集めたヘンリー・カヴィルである。

 なんといっても注目は、主人公のエノーラを演じるミリー・ボビー・ブラウン。イギリス・アメリカ育ちで現在18歳の彼女は、熱狂的ファンが多い『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に出演していた印象が強いだろう。ミリーは、スーパーパワーを操る不思議な少女イレブンとして、坊主頭で登場し序盤からその演技力で視聴者を圧倒させた。当時彼女は12歳。役者として、世界中に名を轟かせる大きな一歩となった。

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