『SPY×FAMILY』黄昏のライバル・東雲登場 “残念でカッコいい”中村悠一の声にも注目
テレビ東京ほかにて放送中のTVアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』第18話「家庭教師の叔父/〈東雲〉」では、“東雲”と名乗る残念なスパイが登場。スパイとしては致命的な残念さと、渋くてカッコいい中村悠一の声に注目だ。
ユーリがアーニャの家庭教師に 『SPY×FAMILY』第18話場面写真公開
テレビ東京ほかにて毎週土曜23時より放送中のTVアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』第18話の場面写真が公開された…
アーニャたちイーデン校の生徒は、中間考査を迎えた。イーデン校の特待生「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」になるために必要な褒賞である「星(ステラ)」、もしくは強制退学になる可能性のある罰点「雷(トニト)」獲得がかかった、大事な試験だ。イーデン校に通う生徒だけでなく、その親まで関心を寄せている。
ロイドにとっても、中間考査は任務がかかった重大な行事であった。万が一アーニャが赤点を取ると、トニトがついてしまう。赤点だけは避けたかったロイドは、学校に忍び込み、アーニャの答案用紙を改ざんしようと試みる。
答案用紙が保管されている保管庫の前に来ると、ロイドは不審な男を発見。彼は、ロイドと同じく、生徒の回答用紙を改ざんしようとやってきた“スパイ”であった。名を、“東雲(しののめ)”という。敏腕スパイ“黄昏”に対抗する存在として自ら名付けた名称だが、その実態は黄昏とは正反対だった。
周囲を警戒している様子ではあるものの、謎に一回転をするなど無意味な行動をとっていたり、動きが大袈裟すぎたりして、スパイなのに逆に目立ってしまっている。見るからに仕事ができなさそうだが、自分で自分を「期待の星」と言うくらい、残念で痛い男である。
東雲役は、『マクロスF』で早乙女アルト役、『呪術廻戦』で五条悟を務めた中村悠一が演じる。彼の実態とはそぐわない、渋くて味がある声であるため、そのギャップがさらに彼の残念さを高めていた。
東雲は、窓を割って侵入したり、保管室を無警戒に闊歩したりと、同業者の黄昏が冷や汗をかくような危ない行動を平気でとる。おまけに、保管室に守衛がいるという重要な情報を把握しておらず、見つかると「俺だよ」となんとか誤魔化そうとする。おまけに、手に任務内容をメモするという、スパイとしては致命的な男であった。