NOA「最高の7人組になりたい」 『君の花になる』で発揮する、アーティストしての実力
本田翼が主演を務める10月18日スタートのTBS系火曜ドラマ『君の花になる』。本作は、ある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花が、崖っぷちボーイズグループ・8LOOMの寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かっていく物語。
劇中に登場するボーイズグループ“8LOOM”は、期間限定のボーイズグループとして現実世界でも実際にデビュー。物語と連動したライブやイベントなど多岐にわたる活動を行う予定で、本日9月21日には1stシングル「Come Again」が配信リリースされた。
8LOOMのメンバー・久留島巧役を演じるのは、ミュージシャンのNOA。12歳のときに韓国でスカウトされ、韓国大手事務所YG ENTERTAINMENTのオーディションに合格。日本人初の練習生として韓国で6年間生活し、2018年に帰国。2020年に「LIGHTS UP」でデビューし、2021年には3カ月連続楽曲リリース&メジャーデビュー。日本語、英語、韓国語を駆使した作詞から、作曲、ダンスの振り付けまでを手掛けるソロアーティストだ。
本作がドラマ初挑戦となるNOAは、出演が決定したときの心境を「本当に嬉しかった」と振り返る。さらに、「今回初めてのドラマ、初めての芝居ということで緊張しているんですけど、グループ活動の方では、ふだんやっているアーティストとしての実力だったり、いろんなことを活かしていければいいなと思っています。期間限定とはいえ、最高の7人組になりたいです。よろしくお願いします」と丁寧に想いを語り、真摯な人柄をにじませた。
オーディションでは通常の演技審査に加え、少人数に分かれて配役や芝居の構成を自分たちで作り上げるグループ審査も行われた。「オーディションの経験もすごく浅かったので、ガチガチに固めていたというか……。“こういうふうにしよう”と自分なりに決めていった部分もあったので、現場でみんなと話し合って作り上げていくことが楽しかったです」と奮闘のオーディションを述懐し、「いつもテレビで見ている方たちがいらっしゃって、すごく新鮮でした」とはにかんだ。
ダンスレッスンでは、宮世琉弥らと楽しくコミュニケーションを取っているそうで、宮世から「ダンスレッスンをしていると、たまにNOAくんが僕の顔を見て笑ってくれる」と話しを振られると「ん? 記憶がちょっと……(笑)」と、とぼけてみせる。そんなお茶目な一面も覗かせつつ、「最初はちょっと琉弥くんに話しかけづらかったけど、レッスンのときに目が合ったりする瞬間があるので、これからさらに仲良くなれたら」と笑顔を見せた。