山下幸輝が8LOOMメンバーから受ける刺激 『君の花になる』を経ての理想の自分は?
本田翼が主演を務める10月18日スタートのTBS系火曜ドラマ『君の花になる』。本作は、ある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花が、崖っぷちボーイズグループ・8LOOMの寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かっていく物語。
劇中に登場するボーイズグループ“8LOOM”は、期間限定のボーイズグループとして現実世界でも実際にデビュー。物語と連動したライブやイベントなど多岐にわたる活動を行う予定で、9月21日には1stシングル「Come Again」を配信リリースする。
8LOOMのメンバー・小野寺宝役を演じるのは、山下幸輝。2020年に開催された「第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」をきっかけに、多くのコンテストで入賞してきたダンスの実力が注目を集めて芸能界入り。TikTokのフォロワー数は47万人を超えるなど若者を中心に絶大な支持を集め、2022年3月にドラマ『しもべえ』(NHK総合)で俳優デビュー。今回、連続ドラマにレギュラー初出演となる。
8LOOMメンバーに決まった時には「嬉しかった」と素直な気持ちを打ち明け、「去年の8月に大阪から上京してきて、ずっと画面越しに見ていた方たちと一緒だったので『楽しみやけど、すごく緊張するだろうな』と思っていました。でも、こういう場(取材会)に一緒に立てて、さっきもみんなでいろんなゲームをして……すごく楽しかったので、いいグループになれるんじゃないかと今、本当に思っています!」と笑顔をはじけさせた。
「最終オーディションに呼ばれたときは『次のオーディションがあります』って聞かされていて」と山下。実は“最終オーディション”という名の“合格発表”で、ドッキリが仕掛けられ、結果を聞いた際のメンバーそれぞれの反応がTBS公式YouTube「『君の花になる』までの365日」で配信されている。山下が当時を「まだオーディションがあるんかなと思っていたら、ドッキリをされていて。あれは本当にびっくりしました。『オーディションってこういうものなのかな?』と純粋に思ってしまったところはあります。(毎回)こうやって発表されるんや、って(笑)」と初々しく振り返ると、「そうだよね」とメンバーからも笑みがこぼれた。
演じる小野寺宝の愛称は「タカラ」、メンバーカラーは「黄色」。メン花は「ひまわり」で、「あなたを幸せにする」「憧れ」「情熱」といった花言葉がある。山下は「小野寺宝くんは1人だけ関西弁で、世話好きです」と役柄について紹介し、「僕も世話好きなので、みんなに何かを配ったり、お水を入れてあげたり、といったことが節々に出せたらいいなと思っています。年下グループなので、“かわいい”とか“子犬っぽさ”がアピールポイントです」とまっすぐに語る。