8LOOMが語り合う、同世代メンバーから受ける刺激 「みんながオールラウンダー」

8LOOMが語り合う、同世代から受ける刺激

 本田翼主演の10月期TBS系火曜ドラマ『君の花になる』で、ボーイズグループの8LOOMを結成した高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝の7人。普段は俳優からアーティスト、ダンスボーカルグループに所属するなど、様々な分野で活動している7人が、期間限定でボーイズグループとしてデビューを果たす。今回、7人のメンバーに役作りのためのダンスレッスン、レコーディングへの挑戦など準備期間の過ごし方やメンバーに伝えたいことを聞いた。

みんながオールラウンダー

――ボーイズグループとして実際にデビューするということで、ダンス未経験の高橋さん、綱さんは、オーディションを受けるだけでもすごいことだなと感じました。

高橋文哉(以下、高橋):そこはもう、やらせていただけるなら全力で向き合いたいという気持ちですね。

綱啓永(以下、綱):そうですね。精一杯がんばります! と。

――とはいえ、プレッシャーもありますよね?

綱:プレッシャーはあります。みんなが上手な分、そこに追いつかなきゃいけないので。僕らの頑張り次第で全体のパフォーマンスの質が変わると思うので、僕と文哉で底上げしていかないと、という思いもありますね。

高橋:僕ももちろんプレッシャーはあるんですけど、佐神弾というグループのリーダーを演じさせていただく上で、役の説得力をダンスや歌で失うのが一番嫌で。リーダーとしての立場を確立するために努力していますし、それは役者として大事なアプローチの仕方だと思っています。

高橋文哉

――ダンスレッスンにも、役者として臨んでいる?

高橋:今は、そんなことを考えている余裕がないです(笑)。でも、「すべては役のために」という意識はあるかもしれないですね。

――経験者の方は、どのような思いでダンスレッスンに臨んでいるのでしょうか?

八村倫太郎(以下、八村):僕は、自分にできることはなんでもしようと思っていて。もしダンスでみんなの手助けができるのであれば、全身全霊でやろう! という気持ちです。

NOA:僕も同じく、みんなから何か質問されたときにすぐお手伝いができるように、まずは自分が完璧にしておかなきゃな、という意識は最初から変わらずに持っています。

高橋・綱:(顔を見合わせ)ありがたいね。

宮世琉弥

――取材前の雰囲気からも、7人の仲の良さが伝わってきました。

宮世琉弥(以下、宮世):あれは全部ビジネスです。

一同:おーい(笑)。

宮世:嘘です、嘘です(笑)。でも、やっぱり最初は人見知りの人と、そうじゃない人で分かれましたね。そこからレッスンだったり、いろいろなことを一緒にやっていくうちに、だんだん扉が開いて。今はみんな一致団結してるよね?

森愁斗(以下、森):うん。しかも、自分たちでパフォーマンスを作り上げていくからこそ、話し合う機会も多くて。やっぱりグループの仲の良さは大事だと思うので、お仕事を重ねていくうちに仲が深まっている感じがして嬉しいですね。

山下幸輝(以下、山下):「『君の花になる』までの365日」(TBS公式YouTubeで毎週土曜21時配信中)には、グループとして歌って踊るだけじゃない、素の僕たちが映し出されているので、それを見ていただくのも面白いと思います。

綱啓永

――活動を進める中で、グループの良さを実感するようなこともありますか?

NOA:僕は本当に実感しています。ふだんは1人で音楽をやっているので、みんなでレッスンをするのはすごく楽しいですし、疲れていても、みんながいるから頑張れるっていうのはありますね。

綱:グループでいるとみんなテンションが高いので、楽しくお仕事ができますね。今日のスケジュールも、1人でやっていたら今頃しんどかったかも……でも、これはダンスレッスンなどすべてにおいてそうだと思います。

高橋:僕はまだグループであることに慣れてないんですけど、マネージャーさんとかに「メンバーが~」って言った時に、「俺って8LOOMの一員なんだな」って。一緒に本読みをしたり、みんなで並んでいる写真を俯瞰で見たりすると、8LOOMが生まれて、その中に自分がいるんだなと腑に落ちるような感覚はありますね。

八村倫太郎

――同世代ですし、長く一緒に過ごしていて刺激を受けるようなことも?

宮世:すっごくあります。たとえば、僕は愁斗くんの歌が大好きなんです。

森:えーっ、嬉しい!

宮世:喋ってるときと歌ってるときのギャップが魅力的だなって。それに幸輝くんは、ふだんは子犬系男子でほんわかしているけど、ダンスを踊るとバチバチにキレキレでかっこいい。本当にたくさんのギャップがあって、いいグループだなと思います。

森:たしかにみんな個性豊かで、ドラマ内でも一人ひとりキャラが立っていて、素と似てる人もいれば、真逆な人もいて。パフォーマンスのときにはいろんなギャップが見られると思うので、視聴者の方に驚いてもらえたら嬉しいですね。

山下:本当にみんながオールラウンダーというか。まぁ、僕は歌をまだまだ頑張らないといけないんですけど……。

宮世:そんなことないって! レコーディングのときに聴いたけど、すごく良かったよ?

山下:ありがとう。こうやって近くにメンバーが居てくれて、いろいろ教えてもらえたりもするので最高です!

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