兵役後の復帰作が待ち望まれる子犬系王子 “国民の彼氏”パク・ボゴムの恋愛劇3選

パク・ボゴムの恋愛劇3選

 存在そのものが天使だといわれ、彼がいる空間は眩い光が溢れ澄んでいるようにさえ見える。絶大な人気を誇る俳優パク・ボゴム。無限の可愛さ、年下子犬系男子No.1、透明感があり、純粋、人柄の良さでも知られている彼は、韓国ソウルにある区の“木洞(モクトン)”で育ち、デビュー前からすでに”モクトンフンナム(モクトンのイケメン)“として有名であった。学生時代には、登下校をしていたバス路線と時間がファンカフェのコミュニティで共有されるほどの人気者であった彼は、スターになる星の下に生まれたといえるだろう。彼の宝石のような魅力がいっぱい詰まった作品群の中から、絶大な人気を誇る恋愛劇3作品を紹介する。

『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』

『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』(tvN公式サイトより)

 1988年のソウルオリンピック開催に沸く、ソウルで暮らす5組の家族と幼なじみを描いた物語。パク・ボゴムは天才囲碁棋士チェ・テクを演じ、ブレイクを果たした。テクは母を早くに亡くしている。自身も母を子どもの頃に亡くしたという彼ははテク役のオーディションのときに、セリフを言いながら母を思い涙したという(※1)。

 無垢で純粋ではにかみ屋で控え目なテクとパク・ボゴムのシンクロ率が素晴らしい。黒目がちの愛らしい眼差しが母性本能をくすぐり、育てたいという声も。天才棋士らしい勝負師テクが恋したヒロインに男を魅せる瞬間のギャップ萌えと、ひたすらに無限大に可愛い姿を堪能できる作品だ。

『雲が描いた月明かり』

 『恋のスケッチ~応答せよ1988~』で見せた無限の可愛さから一転、ツンデレ世子、イ・ヨンを演じ、ドップリハマる沼落ち者が後を絶たない作品。本作でアジア中にパク・ボゴム旋風が巻き起こり、台湾では彼が表紙になったファッション誌・台湾『VOGUE』が発売初日に8万7000部が完売したという(※2)。VOGUEの歴史上21年で類を見ないことで、彼の人気の凄まじさがわかる。

『雲が描いた月明かり』(KBS公式サイトより)

 本作の“世子さま”が恋する姿はかっこよく、イタズラっぽい表情を見せたかと思えば、切なさや苦悩で涙する、多彩な表情を見せる姿が愛おしくたまらない。格闘シーンの剣さばきも見事で、パク・ボゴムの名前である“朴宝剣”、宝の剣そのもののキラキラした輝きに溢れている。

 抜群の歌唱力を誇る彼が本作内で歌うOST「愛しい人」は、切ない恋に胸を焦がす感情を甘い声で歌い上げる。ハートをわしづかみにされ脳内ループ必至だ。時代劇ラブコメ作なので、ヒロインのキム・ユジョンとともに華麗で麗しい韓服姿や、凛々しい世子姿が拝めるリアコ製造作品。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アクター分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる