『HiGH&LOW THE WORST X』RYOKIもとい三山凌輝アニキは最高だ! 親心を刺激され涙

『ザワクロス』三山凌輝アニキは最高

 リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週はザスト民・石井が『HiGH&LOW THE WORST X』をプッシュします。

『HiGH&LOW THE WORST X』

 今から約1年半前に放送・配信が始まったSKY-HI主催のボーイズグループオーディション『THE FIRST』(通称ザスト)。SKY-HIの名前は知っていても、彼が手掛けてきた楽曲や人柄はほとんど知らない、オーディション番組も特に好きだったわけでもない、そんな自分がドハマリしてしまったのがこの番組でした。

 何気なく観始めた『ザスト』でしたが、「マジ、Beautiful Now」「島雄さんだけ早送り」「『YOLO』の音源化まだ?」などと夫婦で毎週言い合いながら、気が付けばHulu配信日の金曜日が何よりもの楽しみになっている完全な「ザスト民」が出来上がっていました。参加者のメンバーとともに、再びの青春を味わせてくれただけでなく、デビューメンバーとなったBE:FIRST、およびBMSG所属アーティストを応援する楽しみを提供してくれたことに、心より感謝と愛を込めてザ・ファーストー!!

 というわけで、いろんな人を置いてけぼりにしたまえがきを終えまして(ザスト民の皆さんは理解してください)、本題『HiGH&LOW THE WORST X』についてです。

 ザスト民かつ、『HiGH&LOW』通称ハイローのファンでもあった自分にとって、4月21日に発表された「三山凌輝(RYOKI)出演決定」の情報は衝撃でした。リョウキ(親しみを込めて呼び捨てにさせてください)はBE:FIRSTメンバーになった後も、もともと活動を行っていた役者業を続けていくと宣言はあったものの、デビュー1年にも満たない状態での役者業、かつ超人気コンテンツにほぼ主役とも言えるポジションで出演するとは思いもよらなかったからです。うれしさと同時に、そんな重要ポジションに耐えうるのか、BE:FIRSTとの両立は大丈夫なのか、と勝手な心配をしたものでした。

 しかし、そんな心配をあざ笑うかのように、場面写真や予告編など、情報解禁のたびに、リョウキはリョウキしていました。そして、映画本編。高くなったハードルを軽々と飛び越える形で、役者・三山凌輝が、最高の“ヴィラン”天下井公平として君臨していました。「仲間なんかいらねえ」と言い放つその姿は、ザストで得た仲間や絆を知っているリョウキだからこそ、その裏返しとして表現できているように感じました。

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