『メイドインアビス』リコに突きつけられた過酷な選択肢 成れ果ての村の過去も明らかに
さっそくドグープへと向かうリコ。いくら村の外の人間とはいえ村の住人が踏み入れたことのない場所へとガツガツ進んでいけるリコは根っからの探窟家だと思わされる。洞窟を進んでいくと、どこからともなく聞こえてきたのは人の声。声のもとへと近づいていくと、そこには成れ果ての姿とは似ても似つかない人間の姿があった。その正体はヴエロエルコ。「ガンジャ」としてワズキャンとベラフらと旅をしていた人物だ。
幽閉されている理由についてリコが「あなたひょっとして悪い人なんですか?」と疑いの言葉を投げかけると、ヴエコは呪われている村の成り立ちに関係しているのだと話し始める。しかし、現在の村は人の形を失ってもなお、心を残して営み続けている。そんな村を悪くないと語るヴエコの思いを聞いたリコは強引にヴエコを解放してあげるのだった。リコにとってヴエコが悪い人だろうがそうでなかろうがどうでも良かったのだ。リコが優先すべきはレグとナナチを見つけること。リコの仲間思いな一面が垣間見られた。
ベラフの家へと向かったリコを待っていたのは、ベラフの前で倒れているナナチの姿。ナナチは自分の命と引き換えにミーティを助けることを選んだのだった。「どうしたら返してくれますか?」とベラフに問いかけるリコだったが、ベラフにとってミーティはボンドルドから対価を支払って手にした大切なもの。ベラフが対価として要求してきたのは「両目」「両足」「臓腑の半分」のどれかを対価とするというあまりにも過酷な選択だった。これまで数々の困難を乗り越え、底しれぬ探究心で突き進んできたリコとはいえ、容易な選択ではない。仲間を救うためにリコはどのような決断をするのだろうか。
■放送情報
『メイドインアビス 烈日の黄金郷』
AT-X:毎週水曜22:30〜
(リピート放送:毎週金曜10:30〜/毎週火曜16:30〜)
TOKYO MX:毎週水曜25:05〜
BS11:毎週水曜25:00〜
サンテレビ:毎週水曜25:05〜
KBS京都:毎週水曜25:05〜
テレビ愛知:毎週木曜26:35〜
サガテレビ:毎週日曜25:25〜
Amazon Prime Video:毎週水曜25:00〜
監督:小島正幸
副監督:垪和等
出演:富田美憂、伊瀬茉莉也、井澤詩織、原奈津子、久野美咲、寺崎裕香、平田広明、斎賀みつき、後藤ヒロキ、市ノ瀬加那、斉藤貴美子、竹内良太、水瀬いのり、森川智之
シリーズ構成・脚本:倉田英之
キャラクターデザイン:黄瀬和哉(Production I.G)、黒田結花
デザインリーダー:高倉武史
プロップデザイン:沙倉拓実
美術監督:増山修、関口輝(インスパイアード)
色彩設計:山下宮緒
撮影監督:江間常高(T2 studio)
編集:黒澤雅之
音響監督:山田陽
音響効果:野口透
音楽:Kevin Penkin
音楽プロデューサー:飯島弘光
音楽制作:IRMA LA DOUCE
音楽制作協力:KADOKAWA
アニメーション制作:キネマシトラス
(c)つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「烈日の黄金郷」製作委員会
公式サイト:http://miabyss.com/
公式Twitter:@miabyss_anime