前原滉&大友花恋がコロナ禍の夫婦役に 『散歩時間~その日を待ちながら~』公開決定
戸田彬弘監督最新作『散歩時間~その日を待ちながら~』が12月9日より公開されることが決定した。
本作は、新型コロナウイルスの感染拡大により漠然とした不安が蔓延していた2020年を舞台に、世代も職業も異なる登場人物たちが、未来へ一歩を踏み出す姿を描くオリジナル群像劇。
直木賞作家・道尾秀介原案の映画『名前』や『13月の女の子』、『僕たちは変わらない朝を迎える』の戸田監督がメガホンを取り、香取慎吾主演ドラマ『誰かが、見ている』(Amazonプライム・ビデオ)で三谷幸喜と共作したガクカワサキが脚本を務めた。
群像劇の主人公となる、コロナ禍で結婚式を挙げることが叶わなかった夫の亮介を演じるのは、映画『あゝ、荒野』や『由宇子の天秤』の前原滉。その妻・ゆかり役には『リップヴァンウィンクルの花嫁』や映画『君の膵臓をたべたい』などに出演する大友花恋が決定した。そのほか、柳ゆり菜、中島歩、篠田諒、めがね、山時聡真、佐々木悠華、アベラヒデノブ、高橋努らが共演に名を連ねた。
あわせて、笑い合う亮介とゆかりが切り取られたポスタービジュアルも公開された。
コメント
前原滉
亮介役を演じさせて頂きました。前原滉です。大変な世の中になっても、マスクで顔が、表情が見えなくても本当に大切なことは変わらない。当たり前のことだけど、忘れがちなこと。そんな事を改めて思い出させてくれる群像劇になっていると思います。色んなパートがあり、出てくる人物皆が主役の映画です。
皆さん本当に素敵です!
大友花恋
恵紙ゆかり役、大友花恋です。
久しぶりに開いた台本に、「こんな足踏みの時間があった、ここから何かが変わったと懐かしく思えるような。人生の散歩時間に」というメモがありました。監督のお言葉を書き留めたものです。その言葉の通り、様々な不安を抱えながら全力で過ごした温かい撮影の日々を、すでに愛おしく思いました。不安定な世の中でも普通のフリをして生きている私たちに寄り添い、そっと包み込んでくれる作品です。ぜひ、楽しみにしていてください!
戸田彬弘(監督)
あの頃感じた感情を、いつか懐かしく思える日が来る。そしてその時、あの時間が停滞ではなく、世界や他人を改めて感じるちょっとしたひと休みの期間だった。そう思える未来なら良いな。そんなことを祈りながら撮影に臨みました。あの頃に群像劇…...と少々ビビりながらの撮影でしたが、やっぱり人が顔を合わせて集まり、映画が創られていく過程は尊く愛しいものでした。そんな愛が溢れた映画になったと思います。こんな映画があっても良いですよね。
■公開情報
『散歩時間~その日を待ちながら~』
12月9日(金)より新宿シネマカリテほかにて全国公開
出演:前原滉、大友花恋、柳ゆり菜、中島歩、篠田諒、めがね、山時聡真、佐々木悠華、アベラヒデノブ、高橋努
原案・監督・編集:戸田彬弘
脚本:ガクカワサキ
音楽:茂野雅道
配給・宣伝:ラビットハウス
製作:チーズfilm、TOHEARTS Inc.、高橋淳、深澤知
2022/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/95分
(c)2022「散歩時間〜その日を待ちながら〜」製作委員会
公式サイト:sanpojikan.com
公式Twitter:@sanpojikanMovie