『トモダチゲームR4』ほころびが大きな亀裂へ 井上瑞稀が絶叫し崩れ落ちる
人気漫画を原作とした新考察ドラマ『トモダチゲームR4』(テレビ朝日系)。「ゲームはクリアしたが、5人の友情は脆くも崩れた」。友一(浮所飛貴/美 少年、ジャニーズJr.)のモノローグから、第2話および第2ゲームが幕を開けた。
第2ゲームは「暴露スゴロク」。互いの秘密を暴露ペーパーに記入し、その内容をゲームの視聴者が吟味、「一番許せない人」を選んで投票し、選ばれた者はコマを進める。一番早くゴールした者、すなわち「もっとも許せない人」と判断された者が負けとなり、借金が倍になるというものだ。
ただし全員が白紙で出した場合は、全員が等しく一マス進む。彼らはこれをヒントに、白紙で提出し続け、同時にゴールしようと考える。借金は、次のゲームで取り返せばいいと。そして始まった第1ピリオド。誓い合った友情は、何者かの暴露で早くも崩壊する。
「マラソンと同じ。最後まで一緒に走るやつなんていない」。ノベル(菊池風磨)、布袋(杉本哲太)らマネジメントの言葉が、彼らの置かれている心理状態を実況、解説する。四部(井上瑞稀/HiHi Jets、ジャニーズJr.)が天智(佐藤龍我/美 少年、ジャニーズJr.)に殴りかかるほどの最初の暴露も、次第に些細なものに思えてくる。一つの暴露をきっかけに生じたほころびは、日ごろの鬱憤と嫉妬、疑心から、やがて大きな亀裂となっていく。
「みんな好きよね。こんな、本当かどうか分からない話」。暴露の内容が、彼らの心を抉るものになるほど、視聴者は盛り上がる。飛び交う恋愛感情の矢印、品行方正で美しい志法(久保田紗友)の秘密、いじめから逃れるため、お金が必要だったゆとり(横田真悠)の過去。どれも物は言いようで、最後まで話を聞かなければ是とも非とも言えないものなのだが。
中盤のモノローグにより、トモダチゲームに申し込んだのも、第2ゲームで暴露を繰り返していたのも、天智であることが判明する。彼の望み通り追い込まれていく志法だが、ここで彼女に「スペシャルチャンス」が訪れた。志法に指名された一人は、トモダチゲームの運営が独自に調べた大きな秘密を暴露される。内容によっては「許せないポイント」が大きく加算され、トップが入れ替わる可能性もある局面だ。