本仮屋ユイカ、巡り会う役への思い 学生時代の芝居は「今の自分では絶対にできない」

本仮屋ユイカが語る、巡り会う役への思い

 2020年10月期に放送された『片恋グルメ日記』の続編『片恋グルメ日記2』がTOKYO MXにて毎週月曜22時より放送中だ。アキヤマ香の人気コミック(双葉社刊)をドラマ化した『片恋グルメ日記』は、出版社を舞台に、現実の恋に踏み込めない所まどか(コロ)が、想いを寄せる八角直哉(八角さん)に近づくべく、彼が食べたものと同じメニューを食べることで、妄想しながら追体験=“食事ストーキング”をしていく模様を描いた“新食感”ラブコメディ。続編となる『片恋グルメ日記2』では、ついに結ばれたかのように見えたコロと八角さんの恋の行方が描かれている。前作に続きコロ役で主演を務めた本仮屋ユイカに、作品への思いや自身の変化について語ってもらった。

「どうしたら前作を超えるものができるのか、すごくプレッシャーを感じました」

本仮屋ユイカ

ーー『片恋グルメ日記』から約1年半、続編の制作が決まったときの心境はいかがでしたか?

本仮屋ユイカ(以下、本仮屋):本当に嬉しかったです。前作を撮影していたときから、「2では台湾に行こう」「中国で撮ろう」と、みんなで妄想を繰り広げていたんです。残念ながら台湾ロケはなかったですが(笑)、前作のときの熱量と愛情を制作陣がそのまま保ち続けて、また頑張ってくださることにすごく感動しました。

ーー『2』もTwitterのトレンド入りを果たすなど大反響ですね。

本仮屋:もう最高です。自分が出ている作品がこんなに面白くて、自分自身も楽しめていることが本当に幸せです。前作も本当にたくさんの方に喜んでいただけて、いい作品を作ることができたという手応えを感じていたんですけど、改めてこんなに愛していただけていたんだなと感激しました。Twitterのトレンド入りは、はしゃいで眠れなかったぐらい嬉しかったです。

ーーパート1から間が空いていますが、役に戻るのは大変ではなかったですか?

本仮屋:不思議なことに、1年半空いてるから1年半前の頃に戻るのかと思いきや、そうではなくて。本仮屋ユイカとしての人生が進んでいて、私自身も成長しているので、自分の中では1年半後からスタートしているんです。前作のときは、私自身もそれまで見せたことのないような顔を曝け出していて、自分で放送を観たときに「私、こんな顔してるの!?」と驚いたりもしたんですが、あれから1年経って、今回はさらにすごい顔をしているなと思いました(笑)。

ーー確かにコロは本仮屋さんのイメージとは結構異なる役ですよね。

本仮屋:でも、役をいただいたときは「ユイカさんに似てる! 適役ですね」とマネージャーにも言われました。食べることが大好きですし、妄想するのも好きですし、恋愛ものも大好きなので、純粋に嬉しかったです。でも、今回の『2』はチャレンジでしたね。

ーーどういうところが?

本仮屋:前作は、たくさんの人に愛されている原作があったので、そういう作品を実写化するというハードルはあったんですけど、私自身はプレッシャーはありませんでした。映像にしたからこそ楽しんでもらえるという意気込みでやっていましたし、「この布陣であれば絶対にいいものができる」という中でのチャレンジだったので、あとは私がどれだけ曝け出せるかという部分だけでした。だけど、今回の『2』は原作のない完全オリジナルストーリー。しかも前作の成功があるからこそ、皆さんの期待も高いと思ったので、どうしたら前作を超えるものができるのか、すごくプレッシャーを感じました。「絶対に面白いものを作りたい」「絶対に前作を大きく超えていきたい」と意気込んで撮影に臨みました。

本仮屋ユイカ

ーー先ほどTwitterの話のように、視聴者の方のリアクションなどは随時チェックされているんですか?

本仮屋:これは公言もしているんですが、皆さんの感想はめちゃくちゃチェックしています(笑)。ハッシュタグが付いたコメントは全て見ているぐらいです。98%ぐらいは好意的な意見なんですけど、残りの2%にちょっと厳しい意見があったりして。私は心配性なので、そのたった2%にクヨクヨしてしまうタイプなんですけど、ハッシュタグを付けてご意見をくださる方は、真摯に作品に向き合ってくれているからこそだと思うので、そういうところからもいろいろ学んでいきたいなと思っています。

ーー今後、シリーズ化もあり得そうですよね。

本仮屋:この間取材で、平岡(祐太)さんが「次は、実は八角さんの実家が和菓子屋で、その和菓子屋の経営がちょっと傾いてるから、コロさんと一緒に和菓子を建て直すんだ」って言っていて、「絶対嫌だ!」って言いました(笑)。「そんな職業ものにしないで!」「よつば出版を大事にして!」って(笑)。そしたら星くん(兵頭功海)も、「僕は中華料理屋で、僕の家も傾いてて……」って。「なんでみんなの実家の店の経営が傾いていて、それを建て直す話になるの!?」って笑い話をしていました。

ーー妄想が膨らみますね(笑)。

本仮屋:私としては劇場版がいいですね。ついにコロに結婚してほしい。実は、続編をやると聞いたときに、「ついに結婚!?」と思ったんですよ。なので、「ウェディングドレスを着るなら背中を鍛えなきゃ!」って背筋をさらに鍛えようと思ったら、コロと八角さんが1年半経っても未だにメシ友止まりで進展していないという衝撃でした(笑)。逆に進展していないのも、ムズムズしていいですよね。



関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる