東京ホテイソン ショーゴがアニメ愛を語る 『生徒会の一存』から『無職転生』まで

東京ホテイソン ショーゴがアニメ愛を語る

 2020年に『M-1グランプリ』の決勝に出場したお笑いコンビ・東京ホテイソンのショーゴ。彼が熱烈なアニメファンだという情報を得たリアルサウンド映画部は、ショーゴが“アニメ沼”にハマったきっかけを聞くためにインタビューを実施した。

 今やアニメ好きを公言する芸能人も珍しくないが、高校時代に「ほぼ毎日、アニメを8時間観ていた」と語り、最近の作品もチェックし続けているショーゴはかなりの“実戦派”。インタビュー本編では、ほかにも彼が衝撃を受けたという『CLANNAD』18話に関するエピソードや、好きなアニソン、芸能人のアニメ事情なども語ってもらった。

東京ホテイソン ショーゴがアニメ愛を語る

「『生徒会の一存』で“沼”に両足浸かった」

――アニメにハマったのはいつ頃だったのでしょうか?

ショーゴ:きっかけは高校1年生くらいの時、2009年に公開された『サマーウォーズ』でした。それを観て「アニメって面白いな」と思いDVDショップに行って、いろんなアニメ映画を観ていって。そのときにたまたま手に取った『涼宮ハルヒの憂鬱』が本当に面白かったんです。今は時代が良くなったと思うんですけど、当時は高校生で『ハルヒ』を観てたら女子から相手にされないような環境でした。そんな感じだったので、クラスで『ハルヒ』を観ているのは俺だけで「なんだこいつ」と気持ち悪がられていました。

――クラスでは珍しい存在だったと。

ショーゴ:でも、俺はそれからアニメを観まくって、次に観たのが『ひぐらしのなく頃に』。これは中学生の時にマンガで読んではいたんですが、アニメで観返したらやっぱり面白くて、そこからアニメにハマっちゃいました。自宅の近所には、GEOがあってTSUTAYAがあって、ハリウッドムービーズという地元にしかない店もあって。この3軒はアニメのDVDがめちゃくちゃ置いてあったので、ほぼ毎日借りて観ていました。

――では、『ハルヒ』と『ひぐらし』の影響が相当大きかったんですね。

ショーゴ:そうですね、『ひぐらし』のあとに観た『生徒会の一存』で“沼”に両足浸かった感じです。『生徒会の一存』ってすごくパロディネタが多くて、『ドラゴンボール』みたいな有名作品のパロディはわかるんですけど、それ以外のネタはあまりわからないんですよ。でも、その中で『ハルヒ』のネタはわかって、深夜アニメを観ているからこそわかる、しかも学校で俺しか知らないという優越感を得られて、そこでアニメに完全にハマりました。

――最近では、どんなアニメを観ていますか?

ショーゴ:俺らの時代になかったジャンルでいうと、“なろう系”(編注:投稿サイト「小説家になろう」発の小説のこと)のアニメですかね。あの頃も『ゼロの使い魔』みたいな作品はありましたけど。『転生したらスライムだった件』や『盾の勇者の成り上がり』、『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』とか、あの辺は現代から異世界に転生して、そこから強くなっていくという設定こそ同じだけど、そこからそれぞれに話を膨らましていて。すごいジャンルができたなと思いました。

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