『ちむどんどん』房子をめぐる過去の恋が明らかに 「ここから『男女7人夏物語』が……」

『ちむどんどん』房子の過去の恋

 6月16日に放送された『ちむどんどん』(NHK総合)第49話では、「アッラ・フォンターナ」を退職することを決意した二ツ橋(高嶋政伸)から、暢子(黒島結菜)は仕事の引き継ぎを受けるが、会話の中で二ツ橋が“後輩”の話として、過去に房子(原田美枝子)にプロポーズしたが玉砕した苦い思い出を語る。SNSでは「鈍感な暢子でも二ツ橋がオーナーを好きだと気づいたか」といった声が上がり、「高嶋政伸劇場全開!」など高嶋による二ツ橋の“一人芝居”に注目が集まった。

 二ツ橋は房子にプロポーズをするも、房子は「悪いけど、あなたの気持ちには答えられないわ。忘れられない人がいるの。その人とは結ばれない運命。一生添い遂げることはできないの」と答えたという。暢子はその相手が三郎(片岡鶴太郎)だと気づくのだが、『あさイチ』(NHK総合)での“朝ドラ受け”で博多華丸は「ここから『男女7人夏物語』(80年代に放送された片岡の出演ドラマ)が……」と盛り上げた。すると、三郎役の片岡がゲストとして登場し、「話題の張本人でございます」と言い、笑いが起きていた。

 房子をめぐる大人の男女の恋の話を聞くも理解が追いつかない暢子は、田良島(山中崇)が「頑張ってもどうにもならないことがあるのが人生。だけどね、明日はきっといい日になると思うことが大事。何があっても諦めないで、どうすれば少しでも楽しく希望をもって生きていけるか、料理作りも新聞作りも、そんな想いを込めてやってるんじゃないかな」と話すのを聞く。

 SNSには、「田良島さんに心臓やられた」「その話、歌子にも聞かせてやってほしい」といったコメントが見られた。田良島の言葉は暢子の心を動かし、歌子(上白石萌歌)を励ますために歌子の大好物を作って彼女の帰りを待つ暢子。歌子の検査結果は、膠原病でも結核でもないが、熱が出る原因は不明とのことだった。SNSでは、「体の具合が悪いのに原因が分からないって辛いよね」「何か病名がつくことで楽になれることってあるのに」など、歌子の症状を心配する声が目立った。歌子が心身ともに健康で幸せになる日が早く来てほしい。

※高嶋政伸の「高」はハシゴダカが正式表記。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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