白鳥玉季、『流浪の月』『極主夫道 ザ・シネマ』で見せたギャップ 子役界きっての説得力

『流浪の月』『極主夫道』白鳥玉季の説得力

 『凪のお暇』(TBS系)では主人公の隣の部屋に住む鍵っ子・白石うらら役を、『テセウスの船』(TBS系)では主人公の姉・鈴の幼少期を演じ、存在感を発揮した。いずれも自身の芯の強さを滲ませ、誰に対しても分け隔てのなさを持ち合わせている役どころだ。さらには大人にも物怖じせずに対等に話し、要所要所で的を射た発言をする。

 まだ12歳ながら、演じ分けられる幅の広さはもちろん、主人公と心を通わせたり、何か気づきを与える重要なポストを担うことが多い。そんなキーパーソンを既に説得力を伴いながら務められる白鳥には、末恐ろしさすら感じてしまう。

■公開情報
『極主夫道 ザ・シネマ』
全国公開中
出演:玉木宏、川口春奈、志尊淳、古川雄大、玉城ティナ、MEGUMI、安井順平、田中道子
白鳥玉季、中川大輔、片岡久道、水橋研二、本多力、くっきー!(野性爆弾)、橋本じゅん、滝藤賢一、稲森いずみ、竹中直人
原作:おおのこうすけ『極主夫道』(新潮社『くらげバンチ』連載中)
監督:瑠東東一郎
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
制作プロダクション:ファインエンターテイメント
製作幹事:讀賣テレビ放送
共同幹事:日本テレビ放送網
(c)2022 映画『極主夫道』製作委員会
公式サイト:www.gokushufudo-movie.jp

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