『ちむどんどん』高嶋政伸が怪演俳優の本領発揮 気になる房子と三郎、二ツ橋の因縁も

『ちむどんどん』高嶋政伸が本領発揮

 「ストーブ前」をテストされることになった暢子(黒島結菜)は、メインディッシュの料理を考えることに。「ただ目新しいだけではだめ。イタリア料理の基本を大事にしながらフォンターナらしさを表現できるものでないと」と暢子は意気込む。

 『ちむどんどん』(NHK総合)第47話では、料理長の二ツ橋(高嶋政伸)がご乱心。フォンターナの柱であり、オーナーの房子(原田美枝子)を支える二ツ橋は、穏やかな性格で同僚の信頼も厚い。二ツ橋がフォンターナを辞めるかもという話は第46話で持ち上がっていたが、詳しい経緯は不明だった。

 あまゆに二ツ橋が来店する。すでに相当酒が入っているらしい二ツ橋は、暢子に沖縄の酒を注文。差し出された酒を一息で飲み干すと語り出した。「母に『帰って店を継いでくれ』と泣きつかれました。父はもう年でガタが来てるからそろそろ帰ってこいと」と二ツ橋。聞くと二ツ橋の実家は茨城の小さな町の洋食屋とのことだが、「私は店主の器じゃない」と家業を継ぐことに後ろ向きだった。

 「フォンターナの大城房子の右腕というポジションが、私にとって最も居心地の良い居場所でした」と語る二ツ橋。長年、房子の下で仕事をしてきた二ツ橋は、房子に引き留められなかったことがショックだったようだ。房子への不満が噴出し、その矛先は自らに向かう。「私はわかっていた。わかっていながら現実から目を背け、未練がましくすがりついて……」と急に反省モードに入ると、「私の人生はあまりにも惨めで醜い!」と自身を痛罵する。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる