ジョニー・デップ、裁判勝訴後にTikTokデビュー 元妻アンバー・ハードは苦言

ジョニー・デップがTikTokデビュー

 ジョニー・デップが元妻アンバー・ハードに対して起こした名誉毀損訴訟でデップが勝訴し、ハードがデップに莫大な賠償金を支払うよう命じられた。それから約1週間後に、デップがTikTokデビューを果たしている。

@johnnydepp

To all of my most treasured, loyal and unwavering supporters. We’ve been everywhere together, we have seen everything together. We have walked the same road together. We did the right thing together, all because you cared. And now, we will all move forward together. You are, as always, my employers and once again I am whittled down to no way to say thank you, other than just by saying thank you. So, thank you. My love & respect, JD

♬ Stranger - Love Joys

 デップは、初投稿でアップした動画にファンへ感謝のメッセージを添えている。その内容は以下の通り。

「僕の最も大切で忠実な、揺るぎないサポーターの皆さんへ。僕たちは、どこに行くにも一緒で全てを一緒に見てきたし、同じ道を共に歩んできました。僕たちが正しいことをしたのは、皆さんが気にかけてくれたからです。そして今、皆さんと一緒に前へ進もうとしています。変わらず、皆さんは僕を支えてくれ、今回もまた、ただ“ありがとう”と言う以外に感謝の言葉を述べる術がないほどです。だから感謝を伝えたい。僕の愛と尊敬を、JD」

 投稿の動画は法廷闘争の最中に撮影されたものだと思われ、通りでプラカードを掲げて支援する大勢のファンに向かって、デップが手を振る姿が収められており、動画の後半では、ステージでギターを弾いているデップの姿が映し出されている。

 すでにデップは訴訟を過去のものとし、「未来を見据えたい」と考えているようだが、裁判に敗訴したハードの意見は異なるようだ。デップが、TikTokデビューとなる初投稿で“前へ進む”と宣言したことに対し、ハードの広報担当者が本人の思いを代弁している。

 E!Newsの取材に応じた広報担当者が、「ジョニー・デップは“前進する”と言っていますが、女性の権利は後退しています。家庭内暴力の被害者に対する判決のメッセージが、“立ち上がり、声を上げることを恐れてください”ということになるからです」と述べていた。

 なお弁護士によると、ハードは判決に対して上訴の構えを見せているとのことで、まだデップ対ハードの争いは完全に終わったとは言えないかもしれない。判決後に両者を取り巻く状況は変化が起こりつつあり、勝訴したデップは、解雇された『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第6作へのカムバックが囁かれている。一方のハードは、映画ファンが署名サイトで『アクアマン』(2018年)の続編となる『Aquaman and the Lost Kingdom(原題)』から彼女の降板を求めてキャンペーンを展開。再び苦しい立場に追い込まれるのではないかと見られている。

参照

https://www.eonline.com/news/1333705/johnny-depp-dedicates-first-tiktok-to-unwavering-supporters-following-amber-heard-court-battle
https://www.eonline.com/news/1333085/johnny-depp-breaks-silence-after-winning-defamation-case-against-amber-heard
https://www.tiktok.com/@johnnydepp/video/7106513020917992710?is_copy_url=1&is_from_webapp=v1

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