山田裕貴と渡辺大知、『ちむどんどん』良子にふさわしいのはどっち?

『ちむどんどん』良子にふさわしいのは?

 第5週が放送中のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。主人公・暢子(黒島結菜)が自身の夢を叶えるために上京する……といったところで比嘉家にはさまざまなトラブルが発生。上京どころではない事態に陥っている。

 第5週はそんな状況を引き起こした暢子の兄・賢秀(竜星涼)の暴れっぷり、世間知らずな母・優子(仲間由紀恵)に注目が集まっているが、その裏で進行しているのが長女・良子(川口春奈)の恋路だ。

 良子は学生時代からの友人・博夫(山田裕貴)に好意を寄せるものの、博夫には里美(松田るか)が言い寄っていたことなどもあり、なかなか自分の本心を伝えることができない。良子と博夫のもどかしい関係性には、ネット上でも多くの「焦れったい」の声が上がっている。博夫は良子に対して好意をもっているのは明らかなのに、優柔不断な性格もあいまって自分の気持ちを伝えることができない。

 一方、そんな博夫と対照的なのが、渡辺大知が演じる金吾だ。金吾は村では有数の裕福な家の跡取りである、ザ・お坊ちゃん。蝶ネクタイもよく似合う人物だ。金吾は良子に熱烈な思いを寄せる中で、職場までやってくるなど、常軌を逸した行動もしているが、賢秀に我那覇が詐欺師であることを伝える際のやり取りでは、意外に(?)常識人な一面も見せた。

 煮え切らない博夫の姿に、ネット上では「良子には金吾の方が実は合うのでは?」「私なら金吾を選ぶ」などの声も寄せられている。良子は比嘉家の理不尽を背負わされているだけに、せめて想いを寄せ続ける博夫と結ばれてほしいところだが、果たしてこの三角関係はどこに落ち着くのか。暢子が東京に行った後も、この3人の結果はしっかり描かれることを期待したいところだ。

 本作は、個性豊かな沖縄四兄妹の、本土復帰からの歩みを描く、笑って泣ける朗らかな50年の物語。主人公・暢子を黒島結菜が演じるほか、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、前田公輝、山田裕貴、高田夏帆、片桐はいり、仲間由紀恵らがキャストに名を連ねている。

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