『恋マジ』柊磨との関わりで純の気持ちに早くも変化 微妙にすれ違う広瀬アリスと松村北斗

『恋マジ』すれ違う広瀬アリスと松村北斗

 純(広瀬アリス)の初体験は未遂に終わった。大津(戸塚純貴)に引き続き柊磨(松村北斗)にも体の関係を迫り、直前でストップをかけられた純。「タイミングが大事」と柊磨に諭され、まずはゆっくりと二人の関係を築いていくことに。純と柊磨の“お試しの恋”が始まった『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系)第3話。タイトル通り「恋なんて」と達観していた純の気持ちは柊磨との関わりで早くも変化を見せる。

恋なんて、本気でやってどうするの?

 そもそも、なぜ恋なんて必要のない、充実した人生を送っていたはずの純がここにきて焦りを感じ始めたのか。それは、自分には“冒険”が足りないのではないかという疑念からだった。本作で純と対照的な女性として描かれているのが、後輩のめぐみ(安藤ニコ)だ。シンガポールに転勤中だった純の初恋の相手である拓人(古川雄大)の心を射止めただけではなく、仕事でも斬新なアイデアで意表をついているめぐみ。対して一歩を踏み出す前に拓人に失恋した純のデザイン案は、どこか型にはまっていてオリジナリティに欠けていた。だから純は現状を打破するため、突拍子もない柊磨の誘いを受けたのだろう。

恋なんて、本気でやってどうするの?

 「女として最低限の経験はしとかなきゃ」という純の考えには賛同しかねるが、視野を広げようとしたことだけは結果的に正解だった。アリサ(飯豊まりえ)と克巳(岡山天音)を巻き込んだダブルデートで、純は多くの刺激を得る。柊磨にエスコートされながら歩く街には仕事につながるヒントが散らばっていて、純は工場長の島(星田英利)におもしろいと思ってもらえるデザインを考案することができた。

恋なんて、本気でやってどうするの?

 でも、デートは無駄なんかじゃなかったと思えたのはそれだけじゃない。柊磨の良いところをたくさん見つけることができたからだ。「サリュー」の女性客を口説いてチャラチャラしていると思いきや、柊磨の部屋にあったノートにはレシピがびっしりと書き込まれていた。デートにも慣れている様子だったが、ちゃんと純のために当日訪れる場所を下見していたことも明らかに。

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