ヨン・ウジンが上官の妻と“禁断の愛”に溺れゆく模範兵士に 『愛に奉仕せよ』6月公開決定
禁断の愛に溺れゆく男女を描いたヨン・ウジン主演の韓国映画『愛に奉仕せよ』が6月24日に日本公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。
本作の主人公は、模範兵士として師団長社宅の炊事兵になったムグァン。彼の目標はただ妻と子供のために出世の道を進むこと。しかし、師団長が出張する間に2人きりとなった美しき若妻スリョンの危険な誘惑に、ムグァンは自身の目標や信念、そして抑えきれない禁じられた恋との狭間で葛藤する。
Netflixで配信中のドラマシリーズ『39歳』でソン・イェジン演じる主人公と恋に落ちる皮膚科医役のほか、『七日の王妃』、『プリースト~君のために~』、『君の歌を聴かせて』、映画『ときめきプリンセス婚活記』、『キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち』などに出演するヨン・ウジンが、俳優歴14年目にして大胆なイメージチェンジを披露する。決してハマってはいけない誘惑に陥った男ムグァン役を務めた。
そんなムグァンの人生を揺るがす魅惑的な女性像を体現するのは、『罠 Deep Trap』でマ・ドンソクの妹を演じたジアン。彼女は「メロドラマの持つ二面性に惹かれた。 これまで私が演じてきた作品では美しく平穏な愛に重点を置いていた。ただ本作では破滅的で危険な愛を描いており、これまで演じなかった要素を見せられると思うと欲が出た」と本作を振り返っている。
また、『哀しき獣』でハ・ジョンウ演じる主人公の命を狙うバス会社社長役で第48回大鐘賞映画祭の助演男優賞を受賞したチョ・ソンハが、自身が演じた役を「権力と名誉のためなら全てを捨てることができ、骨の髄まで軍人としての精神が生きており、燃え盛る炎の中にも飛び込むことができるような人物」と語る通り、強大な権力を誇る師団長に扮し、物語に緊張感を与えている。
原作は、ノーベル文学賞候補作家・閻連科による、その性描写により刊行直後に発禁処分となった小説『人民に奉仕する』。2010年の長編初監督作『ビー・デビル』で第47回大鐘賞や第8回大韓民国映画大賞の新人監督賞を受賞し、2013年にキム・スヒョン主演で695万人を動員した大ヒット映画『シークレット・ミッション』を手がけたチャン・チョルス監督が9年ぶりの新作として本作を手がけた。
公開された予告編では、模範兵士と上官の妻という出会うはずのなかった2人が、身分の壁を越え、許されない恋に落ちる様子が描かれている。
■公開情報
『愛に奉仕せよ』
6月24日(金)シネマート新宿ほか順次公開
監督:チャン・チョルス
出演:ヨン・ウジン、ジアン、チョ・ソンハ、キム・ジチョル
配給:クロックワークス
2022年/韓国/146分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/日本語字幕:福留友子/英題:Serve the People/レイティング:R18+
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