広瀬アリスのヒロイン力、松村北斗の新たな魅力に期待? 『恋マジ』注目ポイントを紹介

広瀬アリス×松村北斗『恋マジ』注目ポイント

 広瀬アリスがプライム帯ドラマ初主演を務める『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系/以下『恋マジ』)が4月18日に放送を開始する。本作は、恋愛不要女子の桜沢純(広瀬アリス)が、刹那恋愛主義のイケメン男・長峰柊磨(松村北斗)に出会い翻弄されていくラブストーリーだ。4月期に2つのドラマで主演を務める広瀬を筆頭に、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の雉真稔役で大きな話題を集めた松村北斗など、注目のキャスト陣が集結する。

 これまで『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』シリーズ(フジテレビ系)のお茶目でまっすぐな放射線技師役や、『知ってるワイフ』(フジテレビ系)での恐妻ぶりなど多様な役を演じてきた広瀬アリス。コメディエンヌとしての評価も高く、コロコロ変わる鮮やかな表情やはつらつとした芝居が魅力の女優である。4月期ドラマでは本作の他にも『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』(読売テレビ・日本テレビ系)にて滝藤賢一とW主演を務めており、2023年放送予定のNHK大河ドラマ『どうする家康』への出演も決まるなど勢いは十分だ。

 様々な役をこなしてきた広瀬だが、意外にも「この作品のようにがっつりしたラブストーリーはあまり経験がなくて」(※)と話すことから、王道の大恋愛を見せてくれることになるかもしれない。パッと目を引く華やかな芝居が持ち味の広瀬だけに、ヒロインとして視聴者をしっかりとリードしてくれることだろう。相手役を務める松村と、どんな化学反応を見せてくれるかも気になるところ。恋愛経験がない上に自身も恋愛に興味がないヒロイン・純が、自分と正反対の“危険な男”に出会うことでどんな変化を遂げるのかが今から楽しみだ。

 さらに、バラエティや舞台挨拶で、たびたび自身が「陰キャラ」であることを明かしてきた松村が、刹那的な恋愛を楽しむイケメンギャルソン役を演じるというのもポイントだ。『カムカムエヴリバディ』では誠実で真っ直ぐ、ジャズを好む洗練された青年として老若男女に愛されてきた松村だけに、今回、色香漂うレストランのギャルソン役でまったく別の魅力を見せてくれるところにも注目したい。公式サイトの予告動画ではかなりドキッとするようなシーンもあるが、“軽い男”の印象はなく、むしろミステリアスにさえ感じる。優しく包み込むような声でヒロインと接する柊磨が、こうした恋愛スタイルに至った背景を知りたくなるほどに魅力的。「相手のことを知りたいと思ったときには、もう遅い」、そんな止められない恋が、松村演じる柊磨から伝わってくる。

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