Netflix人気韓ドラ俳優が集結 済州島の住人たち描く『私たちのブルース』で過ごすひととき
きらきらと揺れる水面、穏やかに繰り返される波の音、青い海に囲まれる済州島(チェジュトウ)。それだけでも十分に癒されてしまう。tvN新土日ドラマ『私たちのブルース』は、Netflixで同日配信が始まった。人生の岐路、始まりや終わりに立つ人たちを応援する、さまざまなストーリーを盛り込んだオムニバスドラマだ。
『大丈夫 愛だ』『ライブ~君こそが生きる理由~』『ディア・マイ・フレンズ』などメッセージ性の高い作品を手がける脚本家のノ・ヒギョンとキム・ギュテ監督が披露するドラマとして、放送前から話題を呼んでいた。
オムニバス形式で、14人の主人公が8つの物語を展開する。自らが主人公として、また周辺人物として登場しながら、済州島を舞台に家族や友人、村の人たちとの関係が描かれる。期待を高まらせているのは、これまでにない俳優陣のキャスティングだ。イ・ビョンホンとシン・ミナ、チャ・スンウォンとイ・ジョンウン、ハン・ジミンとキム・ウビン、コ・ドゥシム、キム・ヘジャやオム・ジョンファまで。名前を挙げただけでも眩しい顔ぶれがそろう。『ヴィンツェンツォ』『賢い医師生活』『海街チャチャチャ』などのドラマを楽しんだ人は、見覚えのある顔を見つけられるだろう。
トップバッターは、チョン・ウニ(イ・ジョンウォン)とチェ・ハンス(チャ・スンウォン)の物語。ある日、故郷の済州に転勤となったハンスと20年ぶりにバッタリと出会ったウニ。同級生であり、初恋の人であり、初キスの相手のハンスとの再会により、ウニにときめきが訪れる…...。
イ・ジョンウォンといえば、『まぶしくてー私たちの輝く時間ー』『椿の花咲く頃』での母親役、『ロースクール』『未成年裁判』での有能弁護士、判事役から、今回は年間23億ウォンを売り上げる鮮魚店の経営者を演じる。金髪に近い茶髪にオーバーオール姿が新鮮で印象的だ。名バイプレイヤーとして活躍する彼女が、主人公として魅せるエピソードは見逃せない。