『悪女(わる)』底抜けに明るい麻理鈴は今田美桜の新境地に? 平成版との価値観の違いも
第1話では、原作漫画にも平成版ドラマにも登場しない“コロナ年入社組”の葛藤について描かれた。
スポットライトが当たったのは、営業一課の大井美加(志田未来)。彼女は、コロナ年入社組のため、3年目になるのに新入社員のような扱いを受けている。リモートワークのため、先輩に質問することができないまま時間ばかりが過ぎていく。いざ、出勤してみると、戦力にならない。それなのに、“3年目だから”という重圧がのしかかってくる。コロナが発生してから社会に出た人のなかには、大井のような苦悩を抱えている人が多いのではないだろうか。
「世代ガチャなら、ハズレ組」と後ろ向きな大井の心を溶かしたのは、やはり麻理鈴の明るさだった。彼女を見ていると、一生懸命働く楽しさを見つけることができる。どうせ働くのなら、イヤイヤではなく、「お仕事って、楽しいですね!」と言いながら前向きに働きたい。麻理鈴の生き様や、峰岸が伝授する出世術など、『悪女(わる)』には勉強になるポイントがたくさんありそうだ。
■放送情報
『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜放送
出演:今田美桜、江口のりこ、鈴木伸之、高橋文哉、向井理、志田未来、石田ひかり(特別出演)
原作:深見じゅん『悪女(わる)』(講談社『BE・LOVE』)
脚本:後藤法子、松島瑠璃子
演出:南雲聖一、内田秀実、山田信義
プロデューサー:諸田景子、小田玲奈、大塚英治、平井十和子
チーフプロデューサー:田中宏史
主題歌:J-JUN with XIA(JUNSU)「六等星」(First JB music)
制作協力:ケイファクトリー
製作著作:日本テレビ
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/waru2022/