新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』ポスタービジュアル完成 公開日は11月11日に決定
新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』の公開日が11月11日に決定し、ポスタービジュアルが公開された。
本作は、『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)に続く、新海監督3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語だ。
公開されたポスタービジュアルでは、ヒロイン・すずめのビジュアルが初公開。これから起こりゆく旅の始まりを予感させる“行ってきます。”というコピーとともに、製作発表会見にて解禁された、廃墟の扉を前に小さな木製の椅子を両手に抱え、こちらを振り向くポニーテールの少女・すずめの姿が。足元に広がる静かな波紋、ほんの少しだけ開いた扉。今にも“何か”が起こりそうな、神秘的なビジュアルに仕上がっている。
そして、これまでヴェールに包まれてきた本作の特報映像が、4月10日20時に東宝MOVIEチャンネルのYouTubeにてプレミア公開されることが決定。さらに、翌日に迫るプレミア公開に先駆けて、1枚の場面カットが公開された。そこに描かれているのは、かつて小さな温泉街だったと思われる集落。崩れかけた旅館、ツタの絡まった家屋、錆びた看板など、人がいなくなって廃れてしまった場所を歩くすずめの後ろ姿。新海監督が語る“閉じていく物語”とは一体どのような物語なのか。
本編制作中の新海監督は、「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています。笑顔と昂ぶりを、観終えた後に残せるような映画にしたいのです」とコメントを寄せている。
新海誠監督 コメント
あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています。
笑顔と昂ぶりを、観終えた後に残せるような映画にしたいのです。
■公開情報
『すずめの戸締まり』
11月11日(金)全国公開
原作・脚本・監督:新海誠
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
制作プロデュース:STORY inc.
配給:東宝
(c)2022「すずめの戸締まり」製作委員会