城田優、満を持しての『カムカム』登場に反響 ひなたが歩んでいく101年目の未来が

 ひなた(川栄李奈)が講師を務めるラジオ講座「ひなたのサニーサイドイングリッシュ」が始まった。自己紹介をし終えたひなたが見つめる先にいたのは、ラジオ講座の補助を行うウィリアム(城田優)。1年間の放送を終えたひなたは、懐かしい条映太秦映画村を訪れ、そこで観光しているウィリアムと遭遇。「ビリーと呼んでください」と言ったウィリアムにひなたは突然、幼き日のことを思い出していた。祖母、母、娘の三世代親子を描いてきた『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)の最終週で、これまでナレーションを務めてきた城田の本当の役どころが明らかになった。

 最初は半信半疑のひなただったが、歩き出したビリーが落とし物をする。それを見たひなたは、目の前のビリーが、“あの”ビリーであることを確信する。小学生のひなたが映画村へモモケン(尾上菊之助)のサイン会に来た夏休み、映画村に遊びに来ていて、同じく落とし物をしたビリー(幸本澄樹)。ひなたの初恋の相手だ。

 当時は、英語で話しかけてくる彼になんと答えていいか分からず、もどかしい思いをしたひなた。「英語がしゃべれるようになりたい!」とラジオ講座で勉強し出すが、この時は挫折していた。幼い時のビリーに城田の面影があることなどから、成長したビリーが城田なのではないかと兼ねてからネットでは話題となっていたが、それが的中した形だ。

 安子(上白石萌音)やるい(深津絵里)、そしてひなたを見守るような優しい語り口と、物語の軸のひとつであった流暢な英語で、これまでの半年間、この『カムカムエヴリバディ』を支えてきた城田。最終話直前での登場に、ネットでは驚きとともに「城田優さん、満を持しての登場!」「英語まじりのナレーションの謎が解けた」など反響が相次いでいる。

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