リドラーが未公開シーンを流出? 『ザ・バットマン』キャストがブルースの心情を語る

『ザ・バットマン』未公開シーンが公開

 公開中の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の新たな特別映像が公開された。

 本作は、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来となるバットマンの単独映画。世界の嘘を暴き、世の中を恐怖で支配する最狂の知能犯リドラーが登場し、バットマンの嘘と狂気に変貌していく姿が暴かれる。サスペンスの要素が色濃く、知能犯リドラーが社会に蔓延した“嘘”を暴いていくところから物語が始まる本作。そして最後の標的は、若き日の青年ブルース。彼の“嘘”が暴かれ、本性が狂気に変貌していく。

 監督・脚本・プロデュースを務めたマット・リーヴスは、「ブルースの追い求める人生の意味とはいったい何なのか、これは非常に心理的な物語なのだ」「“俺は復讐だ”ーー(原作)コミックで何度も使われるこの台詞を彼に言わせたかった」と語る通り、劇中、バットマンは自身で度々口にし、敵からは「復讐野郎!」と罵られながらも、感情の赴くままに復讐心を炸裂させる。

映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』特別映像(俺は復讐だ編)

 公開された特別映像では、キャスト陣が本作で深く掘り下げられたブルースの心情についてそれぞれの視点で語っている。ロバート・パティンソンは「初めて会う人間にも私怨があるように戦う、ある意味両親を殺した敵への憎悪を感じるんだ」と語り、ゾーイ・クラヴィッツは「すべてに白黒や善悪がつけられるわけではなく、大きなグレーゾーンも存在する」と語る。コリン・ファレルは「これまで語られてこなかったバットマンや街(ゴッサム・シティ)の過去が明かされる」と述べ、バットマンと敵対する知能犯・リドラー役のポール・ダノ、バットマンと共に戦うゴードン警部補役ジェフリー・ライトや執事アルフレッド役のアンディ・サーキスもそれぞれ本作が非常にエモーショナルな物語であることを証言している。

 また、本作の未公開シーンが、リドラーの残す謎サイト「https://www.rataalada.com/」で公開された。その映像とは、バリー・コーガン演じる、エンドクレジット上では“アーカム囚人”とだけ書かれた、顔も素性もよく分からない謎めいた人物とのシーンである。

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■公開情報
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
劇場公開中
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス、マットソン・トムリン
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか
配給:ワーナー・ブラザース
(c)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c)DC
公式サイト:thebatman-movie.jp

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