『MIRRORLIAR FILMS Season3』5月6日公開へ 参加監督に松居大悟、李闘士男、井樫彩ら

『ミラーライアーフィルムズ』S3、5月公開

 伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之らが発足した、俳優に学びとチャンスを提供するサービス「MIRRORLIAR」の短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season3』が5月6日に公開されることが決定し、あわせてラインナップ第1弾が発表された。

 「だれでも映画を撮れる時代」に、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越え、切磋琢磨しながら映画を作り上げる短編映画制作プロジェクト。『MIRRORLIAR FILMS』では“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンが監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開される。

 Season1は、安藤政信、枝優花、武正晴、花田陵、三吉彩花、山下敦弘と、一般クリエイター、西遼太郎、針生悠伺、藤原知之の9監督が参加し、Season2では、阿部進之介、志尊淳、柴咲コウといった俳優陣や、紀里谷和明、三島有紀子、山田佳奈といったクリエイター陣が監督を務めた。

 Season3では、映画『ちょっと思い出しただけ』で監督を務めた松居大悟が、自身が主宰する劇団ゴジゲンのメンバーである善雄善雄、奥村徹也、そしてマキタスポーツ、磯村勇斗を迎え、サウナでの淡い恋を描く新作『サウネ』を監督。また、『デトロイト・メタル・シティ』『神様はバリにいる』の李闘士男が俳優の二宮芽生を迎え、自閉症の息子を持つシングルマザーの奮闘を描いた『ママ イン ザ ミラー』でメガホンを取る。さらに、PARCOやGUCCIのキャンペーンムービーのディレクションも担当した監督、井樫彩による奈緒と優希美⻘を姉妹役に起用した『可愛かった犬、あんこ』、ロサンゼルスを拠点に活躍するKen Shinozaki監督によるAIを題材にした『INTELIGENTIA』、林隆行監督が自身の作品『情動』でタッグを組んだ吉村界人、さらに須賀健太を迎え監督した『そこにいようとおもう』などが第1弾ラインナップとして発表された。

 あわせて、各作品の監督よりコメントが寄せられた。

コメント

井樫彩

不思議なご縁で今回参加させていただくことになりました。このような素敵な取り組みの中で、⾃分になにが出来るのかを考えながら、ひとつの物語を紡ぎ出せたら、と思っています。

Ken Shinozaki

映画は実に不思議な⼒があるとたびたび思う。映画を観て⼼が踊りだす気持ちは 誰にでもあるだろう。だけどこれから「映画を作るぞ 」と⾔う気持ちはどう説明するのだろうか まだこの世に存在しない作品を信じてくれる素敵な出会いや仲間達と横並びで⼀緒に映画を撮る。この快感は⼀つの奇跡に近いものだろう。
だから「映画が観たい!」と思ってくれるあなたこそが映画作りに絶対不可⽋なんだと思う。だから映画を愛する多くの⼈たちに映画を観る環境を整えてくれるMIRRORLIAR FILMS 短編映画制作プロジェクトには⼼から感謝している。そしてこのプロジェクトに参加・協⼒・視聴する皆様これからも僕と⼀緒に映画を愛し続けてください。 

林隆行

今回、このような素敵なチャレンジの機会に参加することができ、⼤変嬉しく思っております。是⾮⼀度鑑賞して頂けたら幸いです。そして、また作り続けていきます。

松居大悟

聞いても聞いても実態の掴めない、幸せな挑戦の機会をありがとうございます。36の得体の知れない⽣き物のひとつになれるのが嬉しいです。僕は劇団をやっているので、泥にまみれた舞台役者と作ってみたいと思います! 呼吸! 

李闘士男

短編だからこそ描ける映画って、何だろう? 低予算だからこそ思い切れる映画って、何だろう?ということを⼀所懸命に考えて、楽しんでもらえる映画を作ろうっと!!!

■公開情報
『MIRRORLIAR FILMS Season3』
5月6日(金)全国公開
監督:井樫彩、Ken Shinozaki、林隆行、松居大悟、李闘士男
出演:磯村勇斗、奥村徹也、小林蒼、CJ・ベイカー、清水みさと、須賀健太、善雄善雄、奈緒、二宮芽生、マキタスポーツ、増田朋弥、村田秀亮、優希美青、吉村界人、レイン・フラー
配給:ティ・ジョイ、イオンエンターテイメント
配給協力:ナカチカ
(c)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

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