ゲーム『バイオショック』Netflixで映画化 『IT/イット』のヴァーティゴが製作へ

『バイオショック』Netflixで映画化

 Netflixが、2K(2K Games)とテイクツー・インタラクティブ(Take-Two Interactive)と協力し、FPSアドベンチャーゲーム『バイオショック(BioShock)』を映画化すると発表した。

「恐縮だが、ご期待いただけるかね?」(Netflix Geeked 公式Twitterより)

 『ザ・リング』や『IT/イット』シリーズを手がけたヴァーティゴ・エンターテインメント(Vertigo Entertainment)と、テイクツー・インタラクティブによって制作される本プロジェクトは、監督や出演者などについて、現時点では決まっていないという。

 『バイオショック(BioShock)』の映画化プロジェクトは、以前から企画されており、2008年には、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのゴア・ヴァービンスキーが監督を務め、ユニバーサル ・スタジオの制作による映画化も報じられていた。しかし、予算などの問題により、この映画化プロジェクトはお蔵入りとなっていた。

 『バイオショック(BioShock)』は、飛行機墜落事故の唯一の生存者である主人公ジャックが海底都市「ラプチャー」を舞台に冒険へと挑む、FPS形式のアクションアドベンチャーゲーム。本シリーズは、2007年にアメリカ(日本では2008年)で第1弾『バイオショック(BioShock)』が発売された。その後、『バイオショック2(BioShock2)』(2010年)、『バイオショック インフィニット(BioShock Infinite)』(2013年)がリリースされ、同シリーズは3900万本以上の売り上げを記録。世界中で愛されているゲームシリーズのひとつである。

 テイクツー・インタラクティブのCEO、ストラウス・ゼルニックは声明の中で、「Netflixは、今日のあらゆるエンターテインメントの中でも特に優れており、先進的な“ストーリーテラー”です」「世界中の何百万人ものファンに愛されている『バイオショック』シリーズにおける私たちのビジョンや理念を共有できることを嬉しく思います「2Kの開発スタジオであるCloud Chamberでは、シリーズの新作開発に力を注いでいます。Netflixとのパートナーシップもあり、『バイオショック』がますます多くの人々を魅了し続けてくれると、強く確信しています」と述べている。

 『バイオショック』の映画化発表に対し、ファンの間では「嬉しい」「楽しみ」など、喜びの声が多数挙がっている。

 参照

‘BioShock’ Film Adaptation in the Works at Netflix 
Gore Verbinski to direct ‘Bioshock’

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