藤枝喜輝が掲げる「誰よりもどん欲に」 『もしイケ』宇治原修と目指す“イケメン像”

藤枝喜輝が語る『もしイケ』宇治原と目指す姿

細田佳央太、藤原大祐ら同世代の俳優からの学び

――同年代の俳優さんが多い現場ですが、現場の雰囲気はいかがですか??

藤枝:現場は和やかで、みんな切磋琢磨してやっています。先日、龍馬(細田佳央太)がカンナ(遠藤さくら)に向かって大きくリアクションをするシーンの撮影で、細田くんの渾身の演技に遠藤さんが笑いに耐えられなくなったときがあって、現場がすごく和みました。あとは宮世琉弥くんと藤原大祐くんがボケとツッコミをしていて、そんな二人を見て楽しんでいます。

――主演の細田さんがみんなの中心になって現場でも過ごしているという感じですか?

藤枝:みんなでワチャワチャするときもあるんですけど、いざというときは細田くんが締めてくれます。「細田くんがいるから大丈夫!」と僕の心の支えにもなっています。

――楽しく過ごされているんですね。

藤枝:そうですね。男子高校生がするようなくだらない会話やハマっている漫画とか音楽の話で盛り上がっています。でも時々、お芝居のことを聞くと、それに対して細田くんは真摯に答えてくれるんです。僕が一番経験が浅い分、誰よりもどん欲に、全部学んで吸収したいと思っているので、今の学ぶ姿勢は最後まで貫き通していきたいです。

――速水もこみちさんが”伝説のイケメン”として出演していますが、藤枝さんはどんな人がイケメンだと思いますか?

藤枝:風間先生もそうですが、自信と余裕に満ち溢れている人はかっこいいなと思います。

――そういった自信や余裕を持っている憧れの存在はいらっしゃいますか?

藤枝:先輩ももちろんいますが、今共演している藤原大祐くんは全ての物事に対して積極的で自信があって素敵だなと思います。僕は物事に対して「難しいかもな」とか「これだったらできるかもしれない」という迷いがいつも生まれてしまうんです。目標が決まれば迷いはないんですけど、決めるまでにものすごく考えてしまうので、僕も1つのブレない軸を見つけたいなと思っています。

――宇治原というキャラクターはあることがきっかけで自分らしさをどんどん出していくようになります。藤枝さんご自身は芸能界デビューしてもうすぐ2年ですが、成長を実感する点はありますか?

藤枝:良い意味で緊張感がほどけてきた気がしています。事務所に入って1年間はバカがつくほど固くて真面目で、受け答えも「はい! 自分は……」みたいな感じが抜けなくて。現場を経験させていただくようになってから、自然体の方が共演者やスタッフさんとの会話が弾むことに気づきました。初めはとにかく真面目で、礼儀正しく、堅実に、ということを必要以上に意識しすぎていた気がします。

――2019年に放送された『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)で、藤枝さんが所属されているトップコートの社長・渡邊万由美さんが特集された際の、藤枝さんの面接のシーンが印象的だったのを覚えています。

藤枝:あのときはガッチガチに緊張していて、本当に固くて……(笑)。社長からも「緊張を楽しめるといいね」と言っていただいて、徐々にそれができるようになってきていたかなと思います。お芝居のときも最初はカメラや人前での演技に緊張していましたが、最近は落ち着けるようになりました。その現場で自分の役割を見つけ出したり、今現場で何が起こっているのかを考えられる余裕を持てるようになった気がします。

――今後の目標はありますか?

藤枝:今はまだ、目の前の作品でどれだけ印象を残せるかだなと思っています。1つ1つを丁寧に怠らないこと、それと常に学ぶ姿勢と全員で作る意識は全てに繋がっていると思いますし、今回の現場では全員のスタッフさんの名前を覚えると決めて臨みました。今までは自分のことで精いっぱいで、周りは全く見えていなかったので、もう少し全体が見れるようになりたいです。皆さんの名前を覚えることは大前提として、余裕のある人を目指しています。

――最後に、第3話の見どころと視聴者の方に向けてメッセージをお願いします。

藤枝:第3話は宇治原修がどんな人間で、なぜイケセンを目指すのかが描かれています。宇治原を知って応援してもらえたら嬉しいですし、龍馬との出会いによって宇治原がどう成長していくのかも、ぜひ注目して観てほしいです!

■放送情報
土曜ナイトドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』
テレビ朝日系にて、毎週土曜23:00〜23:30放送
出演:細田佳央太、宮世琉弥、藤原大祐、水沢林太郎、内藤秀一郎、藤枝喜輝、遠藤さくら、速水もこみち、秋山菜津子、皆川猿時
企画・原作:秋元康
ゼネラルプロデューサー: 三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:高崎壮太(テレビ朝日)、中沢晋(オフィスクレッシェンド)
演出:唐木希浩、後藤庸介、二宮崇
脚本:服部隆、遠山絵梨香
(c)テレビ朝日
公式Instagram:https://www.instagram.com/moshiike_ex/
公式Twitter:https://twitter.com/moshiike_ex

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<応募締切>
2月12日(土)

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