『愛しい嘘』林遣都は本当に“雨宮秀一”? 疑いが晴れるほど怪しさ増す

『愛しい嘘』林遣都は本当に“雨宮秀一”?

 同窓会で再会した中学時代の仲良し6人組の1人、奈々江(新川優愛)が遺体となって発見された。優美(黒川智花)の夫で刑事の正(徳重聡)によれば、事故死あるいは自殺の可能性が高いという。

 しかし、すでに望緒(波瑠)のナレーションで「彼女は殺されたのだ。そして犯人は、私たちのなかにいる」と明言されていたように、奈々江が亡くなる前にSNSへアップした写真には不審な点があった。吊り橋の上で自撮りしようとして奈々江は足を滑らせ転落したとのことだったが、その写真は“誰かと一緒にいた”ことを匂わせている。だとしたら、なぜその人は名乗り出ないのか?

 『愛しい嘘~優しい闇~』(テレビ朝日系)第2話では、他殺の可能性を疑い始めた望緒が何者かに命を狙われる。

 東京に戻った直後、「ミリタリーコートを着た男」に突き飛ばされ、あわや車に轢かれそうになった望緒。すぐさま上京組の玲子(本仮屋ユイカ)と秀一(林遣都)に相談するも、その後すぐに望緒のアイデアを盗んで漫画家デビューを果たしたりえ(松村沙友理)が車に轢かれてしまう。りえはその日、望緒の傘を無断で使用していたことから望緒に間違えられて襲われたとみられた。

 そんな中、望緒は怪我を負ったりえの代理原稿を担当することに。これまで何度もネームがボツになり、すっかり漫画家としての自信を失っていた望緒は秀一の「才能なんて曖昧な言葉、気にしなくていいんじゃないかな」という言葉に支えられて何とか原稿を描き終える。

 初恋の相手である秀一に再び心惹かれていく望緒だったが、一方で気になることが。秀一が電話口で誰かに「愛してるよ」と言っているのを聞いてしまったのだ。また稜(溝端淳平)が同僚から聞いた噂によれば、秀一は女癖が悪く、結婚間近でこっ酷くフラれた女性もいるという。

 自分が見ている優しくて王子様のような秀一は“仮面”を被っているだけなのか。不信感が募り始めた矢先、望緒は玲子から衝撃的な事実を知らされる。なんと奈々江が亡くなった当日の通話履歴に秀一の名前が残されており、さらに彼の車が事件当日に山梨県で発見されていたというのだ。よく考えてみれば、秀一は望緒が奈々江の形見分けでもらった傘を見ていた。その傘だけでりえを望緒と判断して襲ったとすれば辻褄が合う。

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