強制送還の危機に瀕する主人公とその家族 『ブルー・バイユー』ビジュアル&場面写真公開
2月11日公開映画『ブルー・バイユー』のメインビジュアルと場面写真が公開された。
本作は、映画『トワイライト』シリーズなどに俳優として出演し、監督としても2017年サンダンス映画祭観客賞NEXT部門、2018年インディペンデント・スピリット賞Someone to Watch Awardなど数々の賞を受賞したジャスティン・チョンが監督・脚本・主演を務めた人間ドラマ。『リリーのすべて』で第88回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルが共演を果たした。
韓国で生まれ、3歳の時に養子としてアメリカに連れてこられたアントニオ(ジャスティン・チョン)は、シングルマザーのキャシー(アリシア・ヴィキャンデル)と結婚し、娘のジェシーと3人で貧しいながらも幸せに暮らしていた。ある時、些細なことで警官とトラブルを起こし逮捕されたアントニオは、30年以上前の書類の不備で移⺠局へと連行され、強制送還されて二度と戻れない危機に瀕してしまう。キャシーは裁判を起こして異議を申し立てようとするが、最低でも費用が5千ドルかかることがわかり途方に暮れる。家族と決して離れたくないアントニオはある決心をする。
メインビジュアルでは、チョン演じる主人公アントニオと、ヴィキャンデル演じる妻のキャシー、そしてキャシーの連れ子で幼い娘のジェシー(シドニー・コウォルスケ)の家族3人で車に乗っている場面が切り取られている。運転席の窓ガラスには警察官の制服が反射して映り込んでおり、外の様子を伺うような3人の表情に、「家族と共に暮らしたい。ただ、それだけ。」というコピーが添えられている。
あわせて公開された場面写真では、キャシーとアントニオが身を寄せダンスする姿や、キャシーの元交際相手で警官のエース(マーク・オブライエン)がパトカーの中から何かを見つめる様子、アントニオと友人のパーカー(リン・ダン・ファン)が路上で立ち話する様子や、留置場にアントニオを迎えに来たキャシーがガラス越しに早く夫を解放するよう訴える表情などが切り取られている。
■公開情報
『ブルー・バイユー』
2月11日(金)TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー
監督・脚本・主演:ジャスティン・チョン
出演:アリシア・ヴィキャンデル、マーク・オブライエン、リン・ダン・ファム、エモリー・コーエン
配給:パルコ、ユニバーサル映画
2021年/アメリカ/原題:Blue Bayou
(c)2021 Focus Features, LLC.