関暁夫が徹底解説 『シルクロード.com』特別コラボ映像公開
1月21日公開の映画『シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―』の特別映像が公開された。
本作は、悲哀を抱えた男の最後の大勝負を描く、驚愕の実話から生まれたサイバー・ダーク・サスペンス。2011年、検索エンジンではヒットしないダークウェブと暗号通貨“ビットコイン”というふたつの暗号化技術を用いて、違法ドラッグから武器の売買、殺人依頼まで完全匿名で取引可能にした闇サイト「シルクロード」が誕生した。“闇のAmazon”“ドラッグのeBay”とも呼ばれ1日の売上げは1億円超。警察、FBIのサイバー捜査を完璧にかわしていたが、2013年、ついに追い詰めたのはパソコンも使えないアナログ捜査官だった。
「シルクロード」を立ち上げた天才ロス・ウルブリヒトを『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソン、捜査官リック・ボーデンを『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークが演じる。
公開された映像は、Mr.都市伝説として知られる関暁夫が本作を解説するコラボ映像。「ネット通販アマ○ンとか楽○とかみんな使ってるよね?」と視聴者に語りかける関は、「世界中いつでもどこでも手軽に欲しいものが買える。そんなノリで違法ドラッグが売買されている場所」と、闇サイトについてわかりやすく解説。さらに「我々が日常的に使っているのは表のごく一部(サーフェイスウェブ)に過ぎなくて、もっと深い所まで見ていくと、大きな闇ダークウェブが存在するんだよね」とダークウェブの存在を図式化してレクチャーしていく。
そのダークウェブと、今でこそ当たり前となった仮想通貨を組み合わせたシークレットシステムを実現したのが、闇サイト“シルクロード”。ドラッグ、武器、殺人依頼など非合法の取引で1日1億円を超える売り上げを誇っていた。関は「これ全部、嘘みたいな話だけど10年前のアメリカであった実話」と強調し、本作を紹介する。
最後に関は、「みんなに知ってほしいのは、これは現実だってこと」と視聴者に語りかけ、「昔からアメリカのカルチャーが何年か経って日本に入ってくるっていう歴史があるよね? つまりシルクロードみたいな世界が実はもう日本にも入ってきてるんじゃないかって事」と都市伝説を展開し、「信じるか信じないかはあなた次第です」とお馴染みの決め台詞で締めくくっている。
■公開情報
『シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―』
1月21日(金)より、新宿バルト9ほかにて全国公開
監督・脚本:ティラー・ラッセル
出演:ジェイソン・クラーク、ニック・ロビンソン
原案:デヴィッド・クシュナー
配給:ショウゲート
2021年/アメリカ/スコープサイズ/5.1ch/117分/原題:Silk Road
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公式サイト:http://silkroad-movie.com
公式Twitter:@silkroadcom_jp