『恋です!』杉野遥亮&鈴木伸之、取材協力者との座談会が実現 「とても自信になります」

『恋です!』杉野遥亮&鈴木伸之らが語る

 毎週水曜22時から日本テレビ系で放送中の水曜ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』に出演中の杉野遥亮と鈴木伸之、実際に視覚障害のある4人による座談会が実現した。

 漫画『ヤンキー君と白杖ガール』(うおやま/KADOKAWA)をドラマ化した『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』は、勝ち気だけど恋には臆病な盲学校の女の子と、喧嘩上等だけど根は純粋なヤンキーの2人が繰り広げる、新世代ラブコメディー。光と色がぼんやりわかる程度の弱視の盲学校生ユキコを杉咲花、喧嘩っ早いけど純粋な不良少年の森生を杉野が演じている。

 ドラマ制作にあたり、多くの視覚障害者に取材を行っている本作。取材協力者でもある女性たちのエピソードも、ドラマの中に散りばめられている。4人はそれぞれ『恋です!』をとても楽しんでいると話し、中には第3話での赤いハイヒールを履いたユキコをイメージしたコーディネートで参加したメンバーも座談会に参加した。座談会の模様は、12月7日18時より、日本テレビドラマ公式YouTubeにて配信される。

コメント

杉野遥亮

今回直接お声を伺えてうれしい気持ちでいっぱいです。伝えることの意味や自分が発信していくことに対して、とても自信になります。
今、自分に自信を持てる人が少ないなって思っていて。皆さんといきいきとディスカッションしているのを見て、自分の周りの友達よりも、皆さんのほうが自分にちゃんと自信を持っていらっしゃる感じがしましたし、それがとても素敵だなと感じました。

鈴木伸之

僕はこの作品が「普通って何なのか」ってことを説いていると思っていて、すごく好きなんです。視覚障害の方にフォーカスを当てていますけれど、障害のない人たちでも弱い部分や嫌なことを必ず抱えて生きている世の中だからこそ、いろんな言葉が刺さるし、ハッとさせられることが毎回あり、涙しながら見ています。幅広くいろんな人たちに愛してもらいたい作品だなって、出演者の一人としてすごく思います。

座談会参加者

「ユキコが森生からもらった赤いちょっとヒール高めの靴を、一生懸命履いて歩いていて、倒れそうな時に森生がキュってするシーンがもうキュンでした。そのシーンが好きすぎて、今日はユキココーデで来ました!」(杉谷杏奈さん)

「ユキコさんの『生きていれば日常っていうのはあるわけで、悲しいことや悔しいことだけじゃなくて、楽しいこと嬉しいこともいっぱいある』って言うセリフがすごく共感できて。視覚に障害のある方たちの日常も皆さんの日常と変わらない、ということがドラマで表現されていて、涙しました」(杉本梢さん)

「仕事で(視覚障害のある方に)スマホの使い方を教えているのですが、ドラマを見ている生徒が、映画の音声ガイドアプリがあることを知って『今度映画見に行ってみようかな』と言ってくれて嬉しくなりました。」(上田喬子さん)

「大学の時に実際にハンバーガー屋でバイトをしていて、レシートの文字サイズを大きくしてもらったら全体のミスが減ったという経験がありました。取材時に出てきたエピソードがドラマの中にたくさん反映されています」(片平考美さん)

■放送情報
『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜放送
出演:杉咲花、杉野遥亮、鈴木伸之、奈緒、岸谷五朗、田辺桃子、細田佳央太、戸塚純貴、ファーストサマーウイカ、堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、生見愛瑠
原作:『ヤンキー君と白杖ガール』(うおやま/KADOKAWA)
脚本:松田裕子
演出:内田秀実、狩山俊輔
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:森雅弘、小田玲奈、鈴木香織(AX-ON)
主題歌:「こたえあわせ」JUJU(ソニー・ミュージックレーベルズ)
(c)日本テレビ

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