堤幸彦監督特集上映トークイベント決定 松坂桃李、杉咲花ら俳優陣45名のコメントも

 11月27日より開催される「堤幸彦監督映画50作公開記念上映会」にてトークイベントが実施されることが決定。あわせて、堤作品に出演した総勢45名の俳優陣よりコメントが寄せられた。

 1988年に『バカヤロー!私、怒ってます「英語がなんだ」』で映画監督デビューをした堤。監督として手がけた作品は、2021年1月7日公開の『truth~姦しき弔いの果て~』で50本目となる。

 「堤幸彦監督映画50作公開記念上映会」では、女性たちの心の内に迫る新作『truth』の前身ともいえる『2LDK』(2003年)、主人公の深層心理に迫るホラー『EGG』(2002年)、本当の幸福とは何か問いかける『自虐の詩』(2007年)、現代社会で見過ごされそうな生活者たちを追った『MY HOUSE』(2012年)、家族愛を描く『くちづけ』 (2013年)、亡き人たちの語られなかった物語に寄り添う『悼む人』(2015年)、そして特別な“お楽しみ枠”としてサプライズ作品がもう1作上映される。『2LDK』『EGG』『自虐の詩』は貴重なフィルムでの上映となる。

 トークイベントには、11月27日『2LDK』上映後に同作主演の小池栄子と堤監督、11月28日『EGG』上映後に同作でVFXディレクターを務めた原田大三郎と堤監督、11月29日『自虐の詩』上映後に原作者で漫画家の業田良家、同作や『ケイゾク』も手がけたTBS植田博樹プロデューサー、堤監督、 11月30日『MY HOUSE』上映後に同作出演の板尾創路と堤監督がそれぞれ登壇。 12月1日『くちずけ』、12月2日『悼む人』上映後は、堤監督による単独トークを実施する。最終日12月3日に実施されるシークレット作品上映では、堤監督作品で映像デビュー後、数多くの作品に出演し、最新作『truth』にも忖度出演をした佐藤二朗が登場。『truth』 主演メンバーの広山詞葉、福宮あやの、河野知美も駆け付け、スペシャルトークイベントを繰り広げる。また、大阪・名古屋・京都での上映会開催中にもトークイベントの実施が決定している。

 あわせて、唐沢寿明、窪塚洋介、篠原涼子、杉咲花、堤真一、中谷美紀、西島秀俊、松坂桃李、向井理ら、総勢45名の俳優陣からコメントも到着。今後もコメントは到着予定で、随時『truth』公式サイトやSNSにて紹介される。

 また、『truth ~姦しき弔いの果て~』がノースイースト国際映画祭最優秀長編コメディ賞を受賞。海外映画祭6冠を達成した。

トークイベント

・11月27日(土)『2LDK』上映後:堤幸彦監督、小池栄子
・11月28日(日)『EGG』上映後: 堤幸彦監督、原田大三郎
・11月29日(月)『自虐の詩』上映後: 堤幸彦監督、業田良家、植田博樹
・11月30日(火)『MY HOUSE』上映後:堤幸彦監督、板尾創路
・12月1日(水)『くちづけ』上映後:堤幸彦監督
・12月2日(木)『悼む人』上映後:堤幸彦監督
・12月3日(金)Secret作品上映前:堤幸彦監督、佐藤二朗、広山詞葉、福宮あやの、河野知美

コメント(敬称略/50音順)

池田鉄洋(俳優・脚本家)

堤組で私は、沢山の事を学びました。
監督からカットの声がかかるまでは、セリフを言い終えていても、
アドリブで喋り続けなくてはならないという事。
そしてなんとかひねり出したアドリブを「面白くなかったけど大丈夫?」と言われたら
「あと一回やらせてください!」と食い下がらなくてはならないという事。
本番直前に監督から「GPSによりますと……ってセリフなんだけど、
GPSすなわちグローバルポジショニングシステムすなわち全地球測位システムによりますと……っていうセリフにしてもいい?」
と言われても断れないという事。
そしてそれを必死に覚えて、なんとかNG出さずに言い終えたところ、
「ちゃんと言えたら面白くないなあ」と全カットされてもへこまずに、
「おいおいおーい、なんでじゃーい!」とツッコミをいれなくては野暮だという事……。
それら大事な事は全て、堤組で学んだのです。
そしてその教えが、他では全く通用しないどころか、
下手したら怒られるのだという事を、私は他の現場でイヤというほど学んだのです。

堤監督、映画五十作目、おめでとうございます。
演劇の世界だけで活動していた私を、映像の世界へ連れだしてくださった堤監督は、私の生涯の恩人です。

石田えり(俳優)

私の演じた実在の女性は、ブルーシートの家に住む、ただ、大好きな人と一緒にいる。
それだけで、集めた空缶をつぶす作業も楽しげで、天にも届く大声で笑う。
彼女は今でも私の中にいて、「それさえ大切にすれば、あとはなんとかなるよ!」と笑ってくれる。
堤監督、私を選んで彼女と出会わせて頂き、 感謝しています。

板尾創路(芸人・俳優・映画監督)

堤幸彦監督 映画50作公開 おめでとうございます。 私も微力ながらMY HOUSE とファーストラヴの2作品に 出演させて頂いてます。 MY HOUSEの撮影は震災直後の名古屋で特別な思いで撮影に臨みました。
堤組の現場は紳士的で俳優は気持ち良く演技する事の出来る映画天国です

市川由衣(女優)

堤幸彦様
堤映画50作品目公開おめでとうございます。
私が出演した『サイレン』は18作目だったようで。
八丈島での撮影、休みの日には一緒に山に登ったり楽しかったですね。
怪奇現象で泣いてしまった私にしっかりしろ!と喝をいれていただいたこと、昨日のことのように覚えています。
あれから15年。
また堤組という大きな山に登りたいです。
健康で長生きしてください。愛をこめて!

いとうたかお(フォークシンガー)

『MY HOUSE』撮影地は名古屋。2011年3月9日が初日。三日目に揺れた。
「東京で撮ってたら中止だったな」と監督が呟いたのをボクは聞き逃さなかった。
刻一刻と入って来る情報を見ながら、それでもスタッフはキビキビと働いている。清々しい現場だった。
ポスター撮影時「怒った顔を下さい」と言われた鈴本さんは、レンズの向こうに、壊れた原発を見つめていた。
鈴本さんはここに来る前、原発ジプシーだったのかも、とボクは思い至った。

犬山イヌコ(声優・女優)

映画 50作品公開!
おみでとうござります♪

堤監督とは映画以外でも
色々ご一緒しておりまして
幻のユニット『リバーシブルビート』でavexからCDデビューしたんですねー。
全く売れねかったですねー(笑)。

それはさておき
撮影現場では、スピード感溢れる演出、鋭いセリフのぶっ込み、
急な駄洒落、が印象的なスバらかしい監督でござります。

次から次へと何でもやってのけちゃう堤監督。
これからも色々やらかしましょう!

氏家恵(堤劇団劇団員・俳優)

堤カントク
映画50作公開おめでとうございます。いつも暖かく現場に迎えて下さってありがとうございます。
改めて数えましたら50作の映画の中で6作品に出演させて頂いてました。どれも楽しかったなぁ。
堤組で過ごす時間が大好きです!
「宴も高輪プリンスホテルですがぁ~この辺りでお手を尺八」の恒例シメ挨拶にはまだまだ早い! 100作まで元気に頑張って下さい!

大河内浩(俳優)

私が始めて出させていただいた堤監督の映画は1992年の『オオカミが出てきた日』でした。 覚えているのは、アメリカドラマ『ツイン・ピークス』で話題となった世界一美しい死体ローラ・パーマーの如く私が死体となって、ビニールにくるまれて森で発見されるシーンでした。
ち~とも、美しくはありませんでしたが。
この作品以来今日までドラマも含めて10数本のお付き合いですが、ずっと堤監督の創作への目論見、遊び心満載のスタイルに魅了されているファンと言ってもいいでしょう。
「行く度に、嗚呼楽しいな堤組」
これも、役者が大好きで、役者との関係性を大事にする堤監督ならではでしょう。
50作品はおめでたいですが、さらに60作70作を目指して今後も面白いものを撮っていって下さい。 そして又呼んで下さいね~!

笠原秀幸(俳優)

堤幸彦監督。映画50作品目公開、おめでとうございます!
僕は、98年公開の『新生トイレの花子さん』でご一緒させて頂きました。中学2年生の時でした。
現場で細部にまでこだわりを持って演出されている姿が、今でも鮮明に焼きついています。
強烈な思い出は、火葬場のシーンで、僕が気を失って倒れてしまったことです。
覚えてますか? ホラー映画だったので、、、怖かったです(笑)
いつかまた、ご一緒できる日が来ることを願って、頑張ります!
この度は、おめでとうございます!

唐沢寿明(俳優)

以前20世紀少年シリーズでご一緒した時に、
堤監督の独創的な感性と軽やかな演出で、作品に息を吹き込まれる感覚を実感しました。
これからも監督の手から沢山の作品が生み出されていくことを楽しみにしています。

貫地谷しほり(俳優)

むかーし昔、オーディションで選んでもらって今があります。
堤監督の飄々とした佇まいのうちに潜む熱い思いが、演出してもらった日々が懐かしいです。
私の中で堤監督に出会えた事、関わらせていただいた作品は全部宝物です。
50作品公開本当におめでとうございます!
これからの作品も楽しみにしています!

宮藤官九郎(脚本家・監督・俳優)

堤監督、ごぶさたしております。
監督50作と聞いて、そんなもんじゃないでしょ、もっと撮ってるでしょ、と思ってしまいました。
すいません、さすがに全部は見れてないです。
いつも突っ走ってる頼もしい先輩。独自のスタイルで、独特なムードで、
現場を誰よりも楽しんでいらっしゃる堤監督の姿を昨日のことのように思い出したいので、
あのお、また呼んでください!

窪塚洋介(俳優)

“映画50作公開記念”おめでとうございます!
テレビドラマのデビュー作から昨年の映画まで、節目節目でご一緒させて頂いており、
俳優としてのキャリアだけでなく、
その時々の人生の指標をさり気なくユーモアをもって示してもらって来たように思います。
一緒にお酒を呑むような間柄になり、オフィシャルには知り得ない「堤幸彦監督」という人の思想や感覚、
その歴史に多少なりとも触れ、より一層の魅力を感じています。
折につけ公私問わずまたご一緒出来たなら、更に豊かな道を歩めると確信しています。

小池栄子(俳優)

堤監督、この度はおめでとうございます!
50作品とは素晴らしい歴史ですね。
『2LDK』という作品で監督と出逢い、演出の面白さに惹かれました。
私が演じるより監督が演じた方が素敵な役になるのではと思う程、
監督は人としても魅力に溢れ、大好きで尊敬している方です。
是非また作品に呼んで下さい!
その日まで真面目にフザけて、小池は腕を磨いておきます!

高良健吾(俳優)

『悼む人』の現場で起きたこと、
どのシーンもその時の空気を今でも思い出すことができます。
そのような感覚はなかなかないものなので、改めて、自分にとって大切な作品だったのだと思います。
堤監督の現場でしか感じられないことは、時間が経った今の方が理解できます。
上手く説明できないのですが、、それは、監督と俳優の距離感なのだと思います。
近い、遠いとは違う、独特で絶妙なものです。
だからこそ、悼む人での静人という役を僕は演じ切れたのだと思います。
現場以外だと、悼む人の公開前に取材で全国を飛び回ったことは楽しかったなあ。
また現場、取材で一緒に旅をしたいです。
この度は、監督50作目おめでとうございます。
どれだけ自身を削ってきたのだろうと想像しますが、
堤監督はきっともっともっと作品を生み出していくのでしょう。
楽しみにしています。おめでとうございます。

佐々木蔵之介(俳優)

え!
50!
・・・500作じゃなく?な勢いの
堤幸彦監督、
おめでとうございます!

佐野史郎(俳優)

伝説のバンド“はっぴいえんど”が好きで意気投合した堤監督とは、当初、監督と俳優いう間柄ではなく、同世代の音楽仲間といった風だった。
その後、『HAYABUSA』『二十世紀少年』など思い出深い作品に何本も出演させていただいたが、忘れられないのはドラマではあるけれど、ロードムービー『コヨーテ、海へ』。
佐野元春さんの楽曲、世界観をたよりに、ブラジル、アメリカ、五島列島のロケを敢行。
堤幸彦作品は、映像という名の音楽なのだ。

椎名桔平(俳優)

50作品、おめでとうございます。
『溺れる魚』では真冬の東京湾に潜らされましたね。
横浜のダイビングプールでは、水深3メートルで手錠をかけられましたね。
『悼む人』では冬山で頭まで埋められましたね。
あの時ちょっと間違っていたらと、思い出してはブルブルします。
それでも私は、堤作品が大好きです。

篠原涼子(女優)

堤監督 この度は監督作品50作品公開おめでとうございます!
私は『人魚の眠る家』でご一緒させて頂きまして、クランクインする前は 怖い 暴君 ベースから出て来ない などの噂を聞いておりましたので、ドキドキしながら参加させて頂いたのですが、クランクインすると紳士で優しく、ベースからはきちんと出て来て頂いてとあの噂はきっと出演されたキャストの皆様の愛情表現の裏返しなんだなと思いました。

また私も堤組に呼んで下さい!
この度は本当におめでとうございます

杉咲花(女優)

50作の歴史に、敬服と心からの拍手をお届けしたい気持ちでいっぱいです。
堤監督、おめでとうございます!
そしていつまでも、健康でいてください。

平愛梨(女優)

堤監督さん、
この度はおめでとうございます。
ただただすごいなぁ~と感嘆しております。
20世紀少年での出会いでは、自分がこの世界で進んでいく上で、
とても貴重で素晴らしい体験とご指導を受けました。
心より感謝しております。
監督がますますお元気で、いつまでもメガホンをもち続けて頂きたいと願っています。

高杉真宙(俳優)

50作品!! おめでとうございます。
その中の一つの作品に出演させて頂いて光栄です。
『十二人の死にたい子供たち』でご一緒させて頂きましたが、
これまでの、どの現場とも違う独特の撮影雰囲気で、
同年代のキャストとその場で演技が出来たこと嬉しく思います。
この作品の、歪ながらも歯車が噛み合っていたのは堤監督だからこそだと思います。
50作品以降、参加出来たらと思います。

高嶋政宏(俳優)

堤監督! 50作! おめでとうございます!
僕ら俳優は役のことだけ考えればいいところを
『監督、これどうします?』
『監督、ここがやりにくいんですけど!』
と俳優のみならず全スタッフからの質問や苦情に対処しての50作! この苦行たるは想像を絶するものでしょう!
え? 好きでやってんだから、そんなこと思ったことない?
そうでした!監督は神が使わした映画の申し子、いや、映像の申し子です!
撮ったそばから軽く編集して
みんなで観て共有する感じ。
あ、ダメだな、と思った時の
“それ、やめましょう。”の切り替えの速さ!
合間に煎餅をボリボリかじり、飯も食わずに撮影に没頭する姿!
睡眠の、すの字もないエグいスケジュールでも誰よりも早く現場に来て構想を練っているタフさ!
昔、テレビをやってた時に
“この電信柱っ!”といじめられ抜いた経験をも飄々と語り
現場でもスタッフキャストに対し声を荒げることなく淡々と進めるスマートさ!
でも僕は、監督のメガネの奥にどす黒く光る
“こんなに説明してんのに、なんでコイツわからねえんだ!”の血走った憤怒に満ちた眼を知っています。
その、すべてに感服いたします!
ありがとう! 堤監督!
50作、ほんとうにおめでとうございます!
最近、ロックのコンサートでは会うけど、次回は是非、映画の現場で!

竹中直人(俳優・映画監督)

堤監督50作! おめでとうございます!
堤監督は常に謎を秘めている。ぼくは堤監督を人間でないと思っている。
得体が知れないのだ。何を見つめ何を心に秘めているのか…本当は何ひとつ考えていないのでは…と思わせる不気味さがある! 堤監督のあの身体つき、あの口元から発せられるあの声、そしてあのどくとくな顔つき! 全てが謎だ!
堤監督!堤組の影に竹中直人あり! で今後ともどうか仲良くさせて下さいね!!!

多田木亮佑(俳優)

煮るなり、焼くなり、好きにしてください。
堤さんにお会いするときの私の覚悟です。煮ても焼いても食えない私を、
食えるようにしてくださいました。
それにしても、ほかに作品といわれるものの数を数えると、
いつ寝ているんだろうかと。心血を注いだものばかりですからね。
でも、きっとまた、次を考えているんでしょう。
次回作も楽しみにしております。

堤真一(俳優)

『望み』の撮影に入る前は、堤監督と言えば『トリック』シリーズのイメージが強く
顔合わせでお会いしても愉快な方だなという印象でしたが、
撮影に入ると誰よりも早く現場に入ってその日のシーンの説明から始まり、
役者にもすごく気を遣ってくださる「真面目な」方だなという印象に変わりました。
監督映画50本、これからもどんどんまだまだ撮っていって頂きたいです。
この間は重い、つらい役だったので今度は明るい楽しい作品に、ぜひ呼んでください!

戸田恵子(女優)

これまで舞台やコンサートの演出、MVの監督etc.多岐に渡りお仕事させて頂きました。
いつも奇抜なアイディアをお持ちです!
中でもコンサートで地元のバンド「センチメンタル・シティ・ロマンス」を起用してくださったのは最高でした!
歴史に残る快挙です! この度は映画50作品記念との事、誠におめでとうございます!
私の出演は50分の2です。でら少にゃ~!笑っ 
これからも仲良しで居てください。

半海一晃(俳優)

堤監督映画50本おめでとうございます!
ありがたいことに僕も沢山出してもらいました。
しかもあろうことか演劇ユニットなんか作って
ハチャメチャな芝居を何本もやっちゃいました。
映画もテレビも芝居もどれもすっごく楽しかったけど
僕は初めて出してもらってから今も本当はずっと必死です。
走り続ける監督をなんとか面白がらせたくて僕はこれからもきっとずっと必死のギリギリです。

中谷美紀(女優)

この度は堤幸彦映画祭の開催、
誠におめでとうございます。
堤監督にはドラマ『ハルモニア』、『ケイゾク』、そして、今回上映される『自虐の詩』にて大変お世話になりました。
いずれも私にとってはとても大切な作品です。
膨大なカット数を消化するために、撮影は早朝から朝まで24時間以上かかることも日常茶飯事で、
1日は24時間のはずなのに、なぜかスケジュール表に30時などと書かれていても不思議に思うことすらなく、
常に意識が朦朧としていましたが、素晴らしい作品になると信じて現場に通いました。
『自虐の詩』の際には、ついに目覚まし時計の音にも反応しなくなり、1時間の遅刻をしてしまったにもかかわらず、
「お詫びに坊主刈りにします」と謝罪したところ、お咎めなしで済んだことも今では懐かしい想い出です。
劇場にお越しの皆様には、映画館の暗がりの中で思う存分堤幸彦ワールドをご堪能いただけましたら幸いです。

生瀬勝久(俳優)

堤監督との出合いは、かれこれ20年前に遡ります
私もまだまだ若く、監督もギラギラしていらっしゃいました
ケイゾクのスペシャルを経て、トリックシリーズでお世話になっていくのですが、
作品に対して、現場での膨らみが異常とも思えたことが記憶にあります
台本は、基本ベース
そのベースに、堤色を塗りたくり、誰にも真似出来ない、下手すりゃ世間を置いてけぼりにしてしまう作品に作り上げる
唯一無二ですね
最近お会いして無いですよね
私も、まだまだギラギラしています
是非、声をかけてください
お待ちしております

西島秀俊(俳優)

監督映画50作品おめでとうございます。
僕が参加させて頂いた『人魚の眠る家』では、人間の愛と業を描く為に本当に丁寧で
繊細な演出をされていた事がとても印象に残っています。
尽きる事のないそのエネルギーで、次の50作品も観客をたっぷりと楽しませて下さい。
おめでとうございます!

西田敏行(俳優)

堤監督、映画50作品公開おめでとうございます。
私も数多くの作品に呼んで頂きました。
上映作品の中では『自虐の詩』で
踊るパチンコ店員を演じさせて頂きました。
踊る店員は監督の現場での案で
まさか踊りながら場内アナウンスをするとは思いませんでした。(笑)
初めて御一緒させて頂いたのは1995年、緒方拳さん主演の『さよならニッポン』でした。
あれから26年、映画以外にも舞台、ドラマと大変お世話になり感謝でいっぱいです。
監督、これからもお元気で100作、150作と作り続けてください。
本当におめでとうございます!!

野波麻帆(俳優)

だいぶぶっ飛んでいて過酷な撮影だった2LDKという作品で監督と出逢い、
そのドSっぷりによって私は隠れていたドMの気質を開花されてしまいました。
その後監督の作品に参加する度に監督のS的要望がないと
満足出来なくなってしまった始末。
また虐められる日を願って(ハート)
50作品おめでとうございます!

ふせえり(俳優)

「そうですよね。ハハハハ」
「えっ? あっ、すみません」
「現場では、もっと、図々しくていいですよ」
当時は、その言葉が、よく分からなかったのですが。

監督、最近、私、ちょっと図々しくなりました。
また、お会い出来る日を、楽しみにしてます。
目指せ! 100作品です。

ブラザートム(ミュージシャン・俳優・タレント)

新宿の映画館だった
客は 僕しか居なかった
たった1人

知らないでしょ?
彼の4作品目は
バブルガムブラザーズ 主演
『中指姫』

秋元さんが言ってた
「思い出だよ 思い出作り」

堤さんの
消し去りたい 作品かな

でもさ
僕は胸を張って言うよ
「堤監督の作品に出たんだぜ」

僕の思い出は 光ってる

堤さんのおかげで 光ってる

今も あの日が残ってる

ありがとう 監督

前野朋哉(俳優・映画監督)

『金田一少年の事件簿』や『僕らの勇気 未満都市』など
堤監督作品にあたりまえのように子供の頃から触れてきました。
僕は映画『イニシエーション・ラブ』で初めて堤組に参加し、
前日の撮影分が編集された状態で観れることや、監督の演出が心に直接呼びかけられる現場に、
(本当はスピーカーからだけど)こんな楽しいつくり方もあるんだと衝撃を受けました。
映画50作品公開上映おめでとうございます!
堤監督作品をこれからも楽しみにしております!

松坂桃李(俳優)

堤監督、映画50作公開おめでとうございます!
数多くの中の作品の中で、僕は映画/舞台『真田十勇士』、ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』でご一緒させていただきました。
毎度毎度、度肝を抜かれるような演出で刺激を受けておりました。 『真田十勇士』の舞台稽古初日に「もう完成しているから!」と言って各々の役に代役を立て、動きを通しで一通り見せていただきました。「なんじゃこりゃ!」と衝撃を受けた覚えがあります。ご覧になる方々はもちろん、演じる側も楽しませてくれるような堤監督の作品作りに毎回ワクワクしています。
これからも健康第一で、ワクワクするものを作っていってほしいです。そして、機会がありましたら再びご一緒させていただきたいです!
この度は本当におめでとうございます。

水川あさみ(俳優)

堤監督、50作公開記念おめでとうございます。
私の映画デビューは堤監督演出の『金田一少年の事件簿』でした。
右も左もわからない、でも毎日目に映る景色は本当に新鮮で、
ワクワクする撮影の日々だったことは今でも忘れません。
しかし、私にとって堤監督は人生のトラウマのような存在でもあります(笑)。
いつも温厚で優しい監督を怒鳴らせてしまったからです。
クライマックスの大切なお芝居で、私を泣かせて追い詰める為の、
それこそ監督の優しさだったのですが…今でも忘れられない私の恥ずかしい思い出です(笑)。
山あり谷あり、酸いも甘いも色々あると思いますが、
50作公開とは本当にすばらしい!これからの作品も楽しみにしています!
おめでとうございます!

水原希子(モデル・俳優)

堤幸彦監督とは約10年前、『トリック劇場版 ラストステージ』でボノイズンミという呪術師の役を頂きました。
その当初、私はお芝居を始めて間もなく、呪文やカタカナだらけの台詞を死に物狂いで頭に入れ、
撮影のロケ地であるマレーシアに向かい、着いてそのまま現場に直行。堤監督に台詞の質問をすると
『あ、もっと訛らせてー! 台詞の語尾にピとかプとかつけてー!』と笑いながら仰られて、
私は肝を冷やし、ホテルで泣きながら試行錯誤しながら現場に挑みました。
そして10年経った今でもまだあの台詞達を覚えています。
でもあんなに頑張ったのに私が出演してる事をエンドロールまで気付かれない事が良くあります(笑)
でもそれほど本物に見えたのかなってとても嬉しくて!
心から感謝しています。
これからも堤さんにしか表現できない堤ワールド全開の作品を楽しみにしています!

向井理(俳優)

堤監督、この度はおめでとうございます!
監督は舞台、映画、ドラマ全てにおいて主演作を演出して頂いた唯一の方です。
また、互いの節目になる様な作品もあり、沢山の思い出があります。
堤さんは、発想と体力の方です。
常に突拍子もないことを考えていて、いつ寝ているのかわからないくらい現場にいます。
そして面白いイタズラを思い付いたかのようにニヤニヤ笑う姿は、子供のようです。
これからも多くの快作、怪作を生み出されることを、イチ堤幸彦ファンとして楽しみにしております!

本木雅弘(役者)

芝居に対しては、案外 役者に丸投げ であるのに、監督としての引力が保たれる不思議、、、
堤さんの、かつて革命を志した青年エネルギーの匂いが、若者たちに呼応し、そして闘いを呑み込んでしまった大人世代の郷愁、共鳴が心を揺さぶるのだと思います。
監督の存在そのものが、運動体として更新され続けているのが魅力、天晴れです!!!

以上です。

追)お元気そうで何よりです。白髪が素敵でゴザイマス

山崎樹範(俳優)

戸惑う事ばかりだった私に堤監督は優しく演出をつけて下さいました。
その後も作品に呼んで頂く度、少しは成長した所を見せられたかな、
まだまだかな、と生徒のような気持ちになります。
私はいつか堤監督に「良い役者になったね」と言って頂けるよう今日も芝居をしています。

山寺宏一(声優)

堤監督、映画50作品公開おめでとうございます!
顔を出しての映画出演経験がほぼ無かった僕にとって『20世紀少年』への出演は、大きな喜びであると同時に大変なプレッシャーでした。でも堤監督のおかげで全てが楽しかった!野外コンサートシーンで大勢のエキストラを自ら盛り上げる堤監督の姿が忘れられません。その後もいくつかの作品にお声掛け頂き嬉しい限りです。是非また僕の声で遊んで下さい!

竜雷太(俳優)

監督
おめでとう御座居ます。
私の六十代、七十代は野々村光太郎、光次郎で過ごして来ました。
生きたおもちゃ箱の様な監督に遊んで頂けた幸せな二十年間でした。
監督はおもちゃ箱の様な人です。アイデアとガラクタとひらめきと才能に溢れたおもちゃ箱です。
監督、どうぞお元気で、又遊んで下さい。

■公開情報
『truth 〜姦しき弔いの果て〜』
2022年1月7日(金)新宿シネマカリテほか全国順次公開
出演:広山詞葉、福宮あやの、河野知美
忖度出演:佐藤二朗
監督・原案:堤幸彦
脚本:三浦有為子
企画:畑義久(レディバード)
エグゼクティブプロデューサー:鬼頭理三
プロデューサー:広山詞葉、福宮あやの、河野知美
音楽プロデューサー:茂木英興
音楽:魚返明未
制作協力:オフィスクレッシェンド
配給:ラビットハウス
(c)2021 映画「truth〜姦しき弔いの果て〜」パートナーズ

■開催情報
「堤幸彦監督映画50作公開記念上映会」
11月27日(土)~12月3日(金)K’s cinema にて開催
以後、12月11日(土)シネ・ヌーヴォ、12月18日(土)~シネマスコーレ、12月24日(金)~京都みなみ会館にて開催
※各映画館では1日1回上映を予定。上映時間などは劇場にて

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