『鬼滅の刃』無限列車編、ufotableの持ち味活かしたシーン満載 禰豆子が戦う新規カットも

 11月14日に放送されたTVアニメ『鬼滅の刃』無限列車編の第5話では、制作会社ufotableの持ち味を存分に活かした戦闘シーンから目が離せなくなった。

アニメ『鬼滅の刃』公式サイト
アニメ『鬼滅の刃』公式サイトより

 本作は、2020年10月に公開され、興行収入400憶円を突破した大ヒット劇場版『「鬼滅の刃」無限列車編』に約70カットの新作追加映像を追加しTVアニメ化したもの。

 夢から覚めた炭治郎が魘夢の首を切り落とすも、すでに魘夢の“本体”は無限列車そのものとなってしまっていた。列車に乗る200人を人質に取られ、絶望する炭治郎。そんな時、禰豆子の炎によって伊之助、善逸、煉獄さんの目を覚ますことに成功。煉獄さんの指示により、鬼である限りどんな形になろうとも首は存在し、急所もそこに違いないと、炭治郎と伊之助は魘夢の“首”を探すことに。伊之助の勘を頼りに向かったのは、先頭車両。床に切れ目を入れると、そこから頚椎がむき出しで出てくるのだった。

 急所ゆえ守りが手厚く、どんなに攻撃しようと触手に防がれてしまい、対処法を探る炭治郎。さらに、魘夢の血気術「強制昏倒睡眠・眼」によって強制的に眠らされてしまう。しかし、目を覚ます方法を知っている炭治郎は、眠らされるたびに何度も夢の中で自害。それにより、夢の中にいると勘違いして現実でも自ら首を切ろうとするも、伊之助によって間一髪のところで救われる。

 伊之助は猪の被り物をしているため、視線をどこに向けているか分かりづらく、術がかかりにくいことに気付いた炭治郎。そんな伊之助と呼吸を合わせることで、魘夢の首を断ち切ることに成功するのだった。

 劇場公開された際も話題になった、制作会社ufotableの持ち味を存分に活かした戦闘シーンが存分に堪能できた第5話。CGを使ったド迫力描写、大胆なカメラワーク、スピード感ある作画で、30分間丸々戦闘シーンが繰り広げられたが、どの場面も見ごたえがあって画面に釘付けになってしまった。

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