『SPY×FAMILY』待望のアニメ化は成功なるか スタッフ陣の座組みから高まる期待

 WIT STUDIOとCloverWorksが共同制作する本作。WIT STUDIOは『王様ランキング』『GREAT PRETENDER』、CloverWorksは『抱かれたい男1位に脅されています。』『シャドーハウス』などどちらもヒット作を手がけている。同氏は制作会社やスタッフ陣の発表を受けて、以下のように述べた。

「WIT STUDIOは実写的で美しい作画を得意とする制作会社としての印象があります。特に『GREAT PRETENDER』のようなスタイリッシュな作風は『SPY×FAMILY』とも相性が良さそうです。一方でCloverWorksは今売れに売れてますよね。話題作には必ず名前を見かけます。しかも、『約束のネバーランド』でタッグを組んだ嶋田和晃さんが『SPY×FAMILY』のキャラクターデザインを担当されているとあって、ビジュアル面への期待も高まります。ティザービジュアルの色合いやデザインを見ても、大人も楽しめる作品であることがうかがえますし、PVを観たらロイドのアクションシーンがとにかくカッコよくて、この作品の本来の魅力を再確認できそうだなと思います。あとは、(K)NoW_NAMEの音楽が楽しみです。『ドロヘドロ』ではアニメ音楽に縛られない自由度の高い楽曲を手がけていて、センスの高さを感じました。監督の古橋一浩さんもキャリアのある方ですし、制作陣をしっかり固めてきたなと思います」

TVアニメ『SPY×FAMILY』第1弾PV/2022 ON AIR

 最後に、今後発表されるキャストへの期待について同氏は語る。

「ロイド役は江口拓也さんが演じることが発表されましたが、今後注目したいのはアーニャのキャスティングです。この配役がアニメ版の勝敗を決めると言っても過言ではないぐらい。アーニャは物語のトーンを作用する重要な役どころなので、どの声優さんがキャスティングされるか今から楽しみです」

 錚々たるスタッフ陣が揃ったアニメ版。キャストの追加発表も控えているとあり、今後の動きに引き続き注目していきたい。

■放送情報
『SPY×FAMILY』
2022年放送
キャスト:江口拓也
原作:遠藤達哉(集英社『少年ジャンプ+』連載)
監督:古橋一浩
キャラクターデザイン:嶋田和晃
音楽プロデュース:(K)NoW_NAME
制作:WIT STUDIO×CloverWorks
(c)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会
公式サイト:https://spy-family.net/
公式Twitter:https://twitter.com/spyfamily_anime

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