『カムカムエヴリバディ』はなぜ三世代の物語に? 制作統括に見どころを聞く

『カムカム』はなぜ三世代の物語に?

「作家の藤本有紀さんの世界観は、笑いの要素がすごく大事にされていて。僕は藤本さんの作品である落語を扱った『ちりとてちん』も好きなのですが、やっぱり人間は笑いがあるからより泣けてしまうんだと思います。そんな涙と笑いの緩急の付け方が、藤本さんの脚本は絶妙です」

 加えて広報を担当する斎藤は「くすっと笑えるシーンが日常にちりばめられているのですが、狙った笑いじゃないところも藤本さんらしい。本当に1週間毎回小さな笑いがちりばめられているので、視聴者の方にはぜひそこに注目していただけたらと思います」と話しており、11月からは朝の“一笑い”が習慣になりそうだ。

 先日には『おかえりモネ』百音役の清原果耶から『カムカムエヴリバディ』安子役の上白石萌音への「バトンタッチセレモニー」も開催され、いよいよ放送が待ち遠しくなる『カムカムエヴリバディ』。暖かい笑いに包まれた朝を迎えられそうだ。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
11月1日(月)放送開始
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈ほか
脚本:藤本有紀
制作統括:堀之内礼二郎、櫻井賢
音楽:金子隆博
主題歌:AI「アルデバラン」
プロデューサー:葛西勇也・橋本果奈
演出:安達もじり、橋爪紳一朗、松岡一史、深川貴志、松岡一史、二見大輔、泉並敬眞ほか 
写真提供=NHK

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