城田優、『カムカムエヴリバディ』で語りを担当 「作品そのものをすごく楽しんでいます」

 11月1日より放送がスタートするNHK連続テレビ小説第105作目『カムカムエヴリバディ』の語りを城田優が担当することが発表された。

 本作は、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く物語。京都・岡山・大阪を舞台に、時代を超えた愛すべきヒロインたちの日常に寄り添っていく。

 大正を生きる最初のヒロイン安子を上白石萌音、昭和30年代を生きる安子の娘・るいを深津絵里、昭和40年代から令和までを生きる、るいの娘・ひなたを川栄李奈がそれぞれ演じる。

 英語講座を題材にした作品ということもあり、本編では英語と日本語を織り交ぜた語りという新たな試みが行われている。

 語りを務めることになった城田は、「誰も見ていない状態のドラマを先に見られるすてきな席に座らせてもらっていますが、まだ音も入っていない仮の状態で何滴涙を流したかと思うほどすてきなお話です」と作品を絶賛するコメントを寄せている。

コメント全文

城田優(語り)

ナレーションは、物語の世界観を作り上げるとても大切なものだと思っています。
その重要な役割を任せていただけてとてもうれしいですし、光栄に思います。
今回、誰も見ていない状態のドラマを先に見られるすてきな席に座らせてもらっていますが、まだ音も入っていない仮の状態で何滴涙を流したかと思うほどすてきなお話です。
物語の雰囲気を壊さないように注意しながら、作品そのものをすごく楽しんでいます。

堀之内礼二郎(制作統括)

『カムカムエヴリバディ』は、ラジオ英語講座が、ヒロインたちの人生を切り開いていく物語です。そのため、日本語と英語のナレーションが、物語の世界へと視聴者を誘います。日本語でも英語でも、時にわかりやすく情報を伝え、時にヒロインに寄り添って心情を伝えられるような表現力を持つ方を考え、城田優さんにお願いしました。個人的な話で恐縮ですが、舞台が大好きで、城田さんのパフォーマンスを幾度となく拝見していました。城田さんなら『カムカムエヴリバディ』の世界を声ですてきに表現してくれるに違いないと思いました。
番組の公式SNSでは、城田さんの肉声で、日本語と英語のコメントを公開しています。城田さんが語る『カムカムエヴリバディ』の世界に、ぜひ一足早く触れてみてください。
ちなみに、英語が堪能な城田さんですが、元から話すことができたのではなく、後からご自分で勉強して身につけられたものだそうです。城田さんが話す美しい言葉の響きが、英語を学ぶ多くの方々の勇気ややる気につながってほしいと願っています。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
11月1日(月)放送開始
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈ほか
脚本:藤本有紀
制作統括:堀之内礼二郎、櫻井賢
音楽:金子隆博
主題歌:AI「アルデバラン」
プロデューサー:葛西勇也・橋本果奈
演出:安達もじり、橋爪紳一朗、松岡一史、深川貴志、松岡一史、二見大輔、泉並敬眞ほか 
写真提供=NHK

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