“自分1人ではない”制作が世界観を拡大 『宇宙の法―エローヒム編―』監督が明かす秘話

今掛勇監督が語る『宇宙の法』の裏側

 映画『宇宙の法―エローヒム編―』が公開中だ。本作は、『UFO学園の秘密』(2015年)、『宇宙の法―黎明編―』(2018年)に続く長編アニメーション作品であり、今から1億5000万年前を舞台に人類の危機とそれに立ち向かう戦士たちの姿を描く。

 シリーズ3作目となる本作のテーマは、「地球の真実」。これまでからキャラクターも一新し、大原さやか、新井里美ら豪華声優陣が本作に集結、地球神エローヒム率いる戦士たちとその戦いを描いた。今回、リアルサウンド映画部では、今掛勇監督にインタビュー。本作に込めた思いから、好きなキャラクター、制作秘話まで話を聞いた。

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「『必ずできる』と思っている自分がいるんです」

ーー本作で、いよいよシリーズ3作目となります。

今掛勇監督(以下、今掛):今回の舞台 、1億5000万年前という壮大な世界観をどう描くかには苦心しました。ただ、製作総指揮の大川隆法総裁からいただく原作や資料を「受け止める」という姿勢を『UFO学園の秘密』『宇宙の法―黎明編―』から続けてきたので、それに倣ってあまり気負いすぎないようにしていました。そしてつかんだものを踏まえ、こういう映像にしたいと思ったときに、それを助けてくれるスタッフみんなの力があったからこそできたことです。

ーー「受け止める」とは?

今掛:頭だけで考えると、どうしてもいろいろと作品とは本来関係ないことも計算してしまいますよね。予算やスケジュールといったことから考えるのではなく、いただいたシナリオをどう再現するかということに集中していました。

ーーただ、実際にそれを実行するのも大変な作業かとは思います。

今掛:「もうダメだ」と思っても、不思議と頭のどこかで「必ずできる」と思っている自分がいるんです。それを信じて作っていますね。ただ、体を壊さないように、鍛えたり、ちょっと外を歩いたりした方がいいなとは思うんですが(笑)。

ーー大原さやかさん、新井里美さんなど豪華な声優陣が揃いましたが、声のディレクションはどのように行ったのでしょう?

今掛:声優さんには前作から参加されているベテランの方々も多くいらっしゃいますし、信頼してあまり細かいディレクションは行いませんでした。実際の収録でも皆さん流石の技術で、感服しました。

ーー本作では女優の千眼美子さんが女戦士ヤイザエルの声を担当しています。

今掛:普段の千眼さんは、ヤイザエルとは全く違うキャラクターです。千眼さんご本人も、どう自分をなくして、役に入り込むか苦労したと話されていましたが、実際の現場ではしっかり役作りをされていて、見事でしたね。ちなみにヤイザエルはエローヒム神に呼ばれて、守護のために地球にやってくるというキャラクターですが、地球という未知の惑星に向かうことに、秘めたる不安があること、エローヒム樣の考え方を観察して学ぶようなキャラクターであることを事前に伝えていました。

ーータイトルにもなっているようにエローヒム神は本作のメッセージを伝える重要なキャラクターでもあります。

今掛:エローヒム神を僕らは実際に見たことがありませんが、だからこそ、その姿を描くというのは非常にやりがいのある仕事でした。言語が違う国の人にもその神々しさ、尊さが伝わるように丁寧に描きました。エローヒム神を描くときは、ほかの仕事がない状態にして、みんなにも「今週はエローヒム様だからね」と伝えて、全員で集中して取り組みました。

ーーエローヒム神以外にもたくさんのキャラクターが出てくる本作ですが、個人的に好きなキャラクターはありますか?

今掛:僕はどちらかというと脇役のキャラが好きでして(笑)。アンドロメダ義勇軍のブンやケンタウルスβ軍のエボル大将軍だったり、コメディチックで、ちょっと笑ってしまうようなキャラクターにはつい魅力を感じてしまいますね。描いていて楽しいキャラクターです。

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