ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマーのスキャンダルに言及 「長く話すべきこと」
ティモシー・シャラメが、『君の名前で僕を呼んで』で共演したアーミー・ハマーに対する性的暴行疑惑について言及した。
『君の名前で僕を呼んで』のほか、『ソーシャルネットワーク』や『コードネーム U.N.C.L.E.』などに出演してきたハマーは今年3月にレイプ疑惑で告発され、以降も告発が相次いでいる。ハマーに対するレイプ疑惑は、エフィという女性からのもので、彼女は現在Instagramアカウント「ハウス・オブ・エフィ」を運営している模様だ。このアカウントは、ハマーが人肉食の空想をしていた、感情的に虐待していたなど、ハマーに対する告発を最初に公開。弁護士グロリア・オールレッドが代表を務めるエフィは、2016年から2020年までの4年間の関係の中で、ハマーを暴力的なレイプと身体的虐待と受けたとして告発した。
ハマーは、すべての不正行為を繰り返し否定し、すべての関係は合意の上であったと主張。レイプ疑惑当時、ハマーの弁護士は声明を発表し、その一部を紹介している。「ハマー氏は当初から、エフィとの関係はすべて合意の上で行われており、事前に話し合って合意し、お互いに参加していたと主張している」。疑惑と非難の嵐を受けて、ハマーは多数のプロジェクトから解雇され、所属事務所であるWMEからも外された。
シャラメとハマーは、シャラメのブレイクのきっかけとなる2017年の映画『君の名前で僕を呼んで』で共演。絶賛されたこの映画の続編が制作されると長らく噂されていたが、監督のルカ・グァダニーノが脚本を執筆することは現状なく、ハマーの疑惑以来、このプロジェクトは暗礁に乗り上げているようだ。
『TIME』誌のインタビューで本件について問われたシャラメは、「あなたがそれを尋ねる理由はよくわかる。でも、もっと長く話すべきことだし、今ここで部分的に答えることはしたくない」とコメント。あまり多くは語らなかったシャラメだが、今回オフィシャルの記事で初めてハマーの一件に触れる形となった。
参考記事:Timothée Chalamet Addresses Armie Hammer Sexual Assault Allegations|Variety