スティーヴ・カレルがローズ・バーンにブチ切れ 『スイング・ステート』本編映像
TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほかにて公開中のスティーヴ・カレル主演映画『スイング・ステート』より、スティーヴ・カレルとローズ・バーンのバトルをとらえた本編映像が公開された。
ブラット・ピットが製作総指揮を務め、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のPLAN Bが贈る本作は、大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすコメディ映画。16年間にわたりコメディ・セントラルの『ザ・デイリー・ショー』の司会を務め、アカデミー賞でも2度司会を担当したジョン・スチュワートが監督・脚本を務めた。
大敗した民主党ヒラリー陣営の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、農村部の票を取り戻す秘策として、YouTube動画で話題の人物を田舎の町長選挙に立候補させる。すると共和党は、対立候補の元にゲイリーの宿敵=トランプの選挙参謀、フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込んできた。その日から、町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた“仁義なき代理戦争”の幕が切って落とされた。
公開された本編映像では、カレル演じるゲイリー・ジマーがTVインタビューでローズ・バーン演じるフェイス・ブルースターにブチ切れる様子がとらえられている。ジマー率いる民主党陣営側が犯したある失態に「民主党は勝てない。私たちを知る努力もしない」とテレビの中継でワシントンDCの政治エリートであるジマーを批判するブルースター。その批判に関してジマーは「違う。政治エリートは君だ」とニヤつきながら返すが、「地元よ。ディアラケンよ」との返答に表情が一変。キャスターが「選挙で帰省ってことね」と聞くと、彼女は間髪入れずに「その通り」と答え、町の有権者に良い印象を植え付けることに成功。「それは嘘だ。嘘をついている」と動揺するジマーを尻目に、きっぱりと「私の地元よ」と表情を変えないブルースター。しびれを切らした彼は中継そっちのけで「ふざけるな」と詰め寄る。その様子にあきれたキャスターが「素晴らしい活気ある討論でした」と締めくくる。全米に中継されているにもかかわらず、我を忘れ怒り出すジマーと、平気で口から出まかせを言うブルースター。選挙に勝つためならなんでもする2人のエリート選挙参謀たちの激しいバトルが笑いを誘う映像となっている。
■公開情報
『スイング・ステート』
TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほかにて公開中
出演:スティーヴ・カレル、クリス・クーパー、マッケンジー・デイヴィス、トファー・グレイス、ナターシャ・リオン、ローズ・バーン
監督・脚本:ジョン・スチュワート
配給:パルコ ユニバーサル映画
2020年/アメリカ/102分/カラー/ヴィスタ/原題:Irresistible
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公式サイト:swingstate-movie.com